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ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート 旅行記 March 2019

 

晴れて行けました、念願のウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート。2019年の3月上旬を利用して、5泊7日の行程で行きました。

 

ディズニー・ワールドの各パークに行った旅行記については以下のようにまとめてありますので、そちらを参照してください。

 

mokkouken1.hatenablog.com

 

mokkouken1.hatenablog.com

 

mokkouken1.hatenablog.com

 

 

 

この記事では、ディズニー・ワールド(というかオーランド)へどのように行ったかということ、そして宿泊したホテル、さらに帰り方といったものをまとめたいと思います。

 

 

日本からディズニーワールドへの行き方

 

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まずは成田空港の第1ターミナルからヒューストンのジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタル空港までの便(日本にはオーランドへの直行便が存在しないため、必ず乗り継ぎ便を利用していくこととなります)。この移動で所要時間は13時間です。さらに夕方5時の出発で到着は現地の昼3時。たとえ機内でよく眠れたとしても、時差ボケ間違いなしです。

 

 

ヒューストンに到着するとさっそく入国審査でした。アメリカの入国審査は時間を要するので、審査待ちの列は必然と長くなります。今回もまぁまぁ待たされました。40分くらい待ちましたかね。今回は、ヒューストンからオーランド行きの便への乗り換え時間が2時間だけだったので、さすがに40分待ちは焦りました。

 

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しかし、審査の際に滞在場所とか旅の目的・滞在日数を聞かれるのがデフォルトの筈なのですが、私の回だけ何も聞かれませんでした。何ででしょう。でもその分時間に余裕が出来たので助かりました。荷物の受け取りから再預かりに関しても、流れ作業のごとく済ませられましたので。とはいえ、乗り継ぎ便に乗るための手荷物検査でまた待たされたので、結果的に暇すぎることも忙しすぎることもなく、ちょうどいい時間になりました。ヒューストンの免税店を物色する余裕はさすがにありませんでしたが。

 

 

そんな行程を経て夜8時にオーランド国際空港へ着きました。ヒューストンからオーランドまでは3時間くらいかかりました。この空港には、ディズニー・ワールド内のディズニー直営ホテルに宿泊する方限定で使えるディズニー・マジカル・エクスプレスというバスがあります。時刻表はないので、来たバスに随時乗って行くスタイルなのですが、24時間やってます。

 

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今回は旅行会社の方に予約もお願いしてもらったのですが、自分でも簡単に予約できそうでした。予約方法だとか、ターミナルからマジカルエクスプレス乗り場までの移動については以下のリンク先を見た方が早いと思います。

 

tdrnavi.jp

 

とはいえ見なくても、空港には看板?とかで矢印でDISNEY'S MAGICAL EXPRESSはあっちですよみたいなのが書かれてあるので、迷う心配はあまりないと思います。実際、看板に従って移動したらちゃんと着きましたので。

 

そして受付で自分の宿泊するホテルとかを伝えれば、スタッフの方に何番のバスに乗ってくださいとか(英語で)言われるので、それに従えば何も問題ありません。おまけにこのバス、直営ホテル宿泊者は無料で使えるので、マジカルエクスプレスで移動することを強くお勧めします。

 

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バス内のモニターではショートアニメだったり、ディズニーワールドに関するクイズが出題されたり、あるいはショーの舞台裏映像が流れたりするので、移動中も飽きることはありません。移動時間自体は1時間もかからなかったのですが、楽しかったです。

 

泊まったホテル(ディズニー・ポップ・センチュリー・リゾート)

 

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今回泊まったのはディズニー・ポップ・センチュリー・リゾート(Disney's Pop Century Resort)。ディズニーワールド内の直営ホテルの中では安い部類に入ります。

 

 

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泊まった部屋はこんな感じで、ディズニーらしくかわいげなデザインもされています。ちなみに左の、途切れて写ってある棚は開くともう1つのベッドとなります。

 

 

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わんわん物語』のトランプとかレディの巨大オブジェや、『ジャングル・ブック』のモーグリとバルーのオブジェが建ってたりします。結構でかいです。

 

 

 

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ホテル内にはフードコートがあって、ハンバーガーやらパスタやらを食べることが出来ます(写真はホテル内フードコートの料理の一例)(肝心なフードコートの様子は撮ってませんでした)。注文スタイルは、各々ハンバーガーコーナーとかピザコーナーみたいなのがあって、それに並んだ上で、上に掲げられてあるメニューの中から好きなのを選ぶみたいな感じです。支払いはレジコーナーに並んで一括で行います。他にも菓子パンとかあったり、アルコール類も含めた飲み物も売られています。

 

このフードコートは朝7時から夜12時まで営業しているので、パークで夕食を食べそびれた際にはここを使いましたね。利用したのは初日と2日目の夜、そして4日目の朝ですね。昼と夜ではメニューの内容が変わります。値段もお手頃なので、ポップセンチュリー宿泊の際に食事のタイミングに困った場合はここのフードコートを使うのがオススメです。普通に美味しいですし。

 

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で、上の写真のコロナビールの右横にあるコップはRapid Fillと呼ばれるもの。これを買えば、ホテルのドリンクバーで営業時間内であればいつでも注ぎ放題・飲み放題。リフィルマグとも言うんですかね。宿泊期間はとてもお世話になりました。

 

tdrnavi.jp

 

 上のリンク先ではリフィルマグのシステムとかも載っています。上述の記事は宿泊ホテルこそ違いますが、フードコートの活用方法に関してはどのホテルも共通だと思います。ちなみにマジカルエクスプレスの予約手順が載っていた記事と同じサイトの記事です。tdrnavi、海外ディズニーへ行く際の予習として結構便利です。

 

 

 

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簡易的なプールもあったりしました。5日滞在したうちの後3日は天候も恵まれた上に気温も高かったので、プールの利用者も多かったです。私も足だけ浸かりました。気持ちよかったです。

 

ホテルから各パークへの移動手段(無料バス)

 

あと宿泊ホテルから各パークへの移動手段。ディズニーワールドでは宿泊ホテルから園内の各パークへのバスが無料で運営されています。便利です。

 

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上記のようなモニターで、マジック・キングダムだとか様々な行き先へのバスが到着する時間がのってありますので要チェックです。ちなみにWDW専用アプリでも確認することは出来ますが、このアプリにはダウンロードするにはちょっとだけ手間がかかったりするので、別になくても問題ありません。あとこのバス、時刻表が存在しないので次のバスの到着予定時刻しか知ることが出来ないのですが、まぁ30〜40分間隔で定期的にバスはくるので、全く来ないなんてことはないと思います。

 

 

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バスの内部。この写真はたまたま空いている様子のを撮りましたが、朝とか夜は結構混みます。仕方ないことではありますがね。

 

 

ディズニーワールドの独特なシステム

 

ディズニーワールドに存在する最も独特なシステムは間違いなくマジックバンドですね。

 

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この赤いゴム製のリストバンド(裏面には予約時の自分のファースト・ネームがプリントされてます)。ミッキーマークにはICチップが埋め込まれていて、これがパークチケット、ファストパスチケット、ひいてはクレジットカード代わりにもなるしホテルのルーム・キーにもなるというおっかない品物です。もう、紙もブツも必要ない訳です。逆にこれ失くしたら大変なことになります。どうでもいいんですけど、マジックバンドのデザインは赤以外にもいろいろあります。

 

 

そして次に独特なシステムとしてはMy Disney Experieceの存在ですね。移動手段(無料バス)の項目で述べたWDW専用アプリでもある訳ですが、実はブラウザからでも覗けたりします。

 

disneyworld.disney.go.com

 

このMy Disney Experienceにアカウント登録し、さらに宿泊ホテルの情報をアカウントにリンクさせると、なんと60日前からアトラクションやショーのファストパスを予約できます。このシステムをFastPass+と呼んだりもします。あと、一部の人気レストランの予約もとることが出来ます。もうおっかないですね、WDW

 

で、予約したらあとはもうアトラクションなりショーに向かい、ファストパス専用入り口に設置されたICリーダーにマジックバンドをかざすだけ。これでもう大丈夫です。なんかもう技術の進歩を感じさせます。さすが実験未来都市をコンセプトに建てようとしたディズニーワールドならではです。

 

ディズニーワールドから日本への帰り方

 

チェックアウトの前日に、帰りの便に間に合うために何時ごろにマジカルエクスプレスに乗ればいいのかというのが書かれたメモ用紙が宿泊部屋のドアに置かれます。本来はノック部分にかけられるらしいのですが、今回は文字どおりドアのそばに置かれてましたね。強風でなかったのが幸いです。

 

掲示された時刻は午前3時半。最終日はアニマルキングダムへ行っていたため、最後は仮眠程度の睡眠時間でした。まぁ仕方ないことです。朝7時にオーランド発ヒューストン行きの便を取っていたので。海外に行くのであればこのくらい乗り越えられるレベルのタフさが求められます。

 

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 帰りももちろんマジカルエクプレス。これでオーランド国際空港へ移動し、そこからヒューストンのジョージ・ブッシュ・なんたら空港に行き、2時間の待機時間を経てさらに13時間の移動時間を要し、無事に日本に着くことが出来ました。

 

 

 

まとめ・感想

 

知人からは常々、「海外ディズニーに行きたいならまずはディズニーワールドから行け」と言われてたんです。その理由が確か、「アメリカならではの規模のデカさをすごく痛感するから。」だった筈です。しかし、結果として海外ディズニーデビューしたのが上海ディズニーランドで、去年8月上旬のディズニーランド・リゾートを経て、WDWは三度目の海外ディズニーとなりました。

 

正直、規模のデカさに関しては上海ディズニーランドで痛感してしまったし(確か単体のパークで見れば上海のが最大規模)、アメリカならではの豪快な姿勢はカリフォルニアのディズニーランド・リゾートで体験済みでした。ただまぁ、ああいうのマジで飽きませんね。向こうはアメリカ人の大きめな身体を基準にライド設計されてるので、基本的に私のようなヒョロガリ人間では安全バーが緩々になってしまうんです。だから、いつ乗っても、いろんな意味で飽きることは決してない(笑)

 

なによりもリゾート全体の面積はダントツでおっかないですね。リゾート内のホテルだというのに、パークまでかかる時間は移動バスで10分〜20分。移動時間20分とか、東京で例えるなら、渋谷駅から東京駅までの移動時間(電車)と一緒です。これが普通の街であれば驚きはないんですけど、テーマパーク内の移動での話ですよ。半端ないですって。テーマパーク内の一部分へ移動するのに渋谷駅から東京駅まで移動するくらい時間がかかるのって。

 

そういった面では確かにWDWは規模感はすごかったですね。他にもハッピリー・エバー・アフターや向こうのファンタズミック!も本当に凄かったですし。

 

あと何よりすごく快適なのが印象に残りました。例のマジック・リングやファストパスの事前予約制もそうですし、実は英語話せなくてもそこまで問題ないです。なんやかんや、ニュアンスでどうにかなりました。というかどうにかさせました。なので下手をすれば、英語である点を除けば、東京ディズニーリゾートよりも遥かに快適であると言えるかもしれません。

 

...これはあくまでもシステムの面においてすごく快適であって、現地はすんごい混雑してました(笑)パレード終わりに人がごった返しちゃって前に全く進めなくなっちゃう事態も起きましたし。食事処のテーブルが全部埋まってたから石段の上で食事せざるを得なかった時もありました。この辺は意外と東京とは変わりないです。以前、「海外ディズニーは日本のよりも空いてて快適」なんて噂を聞いたことがあるのですが、これ垂れ流した奴誰なんですかね。そいつ絶対エアプ勢ですね。海外のディズニーでも普通にめちゃ混みします。

 

 

でも海外ディズニーに存在する、日本のディズニーパークとは違う点は改めて興味深く感じますし、そして何より、海外ディズニーを体験した上で改めてTDRに行くと、そこならではの面白さだとか、TDRにしかない特別な点があったりします。それも踏まえて楽しむのが、少なくとも私なりの海外ディズニーの楽しみ方です。

 

ともあれ、海外ディズニーに興味のある人ならWDWは間違いなく、行って損はしないし、確実に楽しめる場所ですので、興味と時間と、あとお金に余裕のある方はぜひ行ってみてください。

 

では。