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ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート 旅行記 March 2019 / ディズニー・ハリウッド・スタジオ編

2019年3月上旬を利用し、5泊7日でウォルト・ディズニー・ワールドに行きました。

 

 

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この記事ではディズニー・ハリウッド・スタジオに行った感想を、アトラクション紹介や当日の写真も交えてまとめます。他パークの感想については各記事へのリンクをご参照ください。 

 

mokkouken1.hatenablog.com

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ディズニー・ハリウッド・スタジオは映画をテーマとしたパークで、1989年5月に開園しました。WDW内では3番目にオープンしたパークです。開園当初は「ディズニー・MGM・スタジオ」というパーク名でしたが、一悶着あった末、10年前に現在の名称となりました。この争いごとについてはwikipediaで色々載ってあります。

 

ゲートのデザインといい、なんとなくディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーの雰囲気に近いパークではありますが、ここのコンセプトは「映画」ですので、特に縛りとか制約もなく、様々なコンセプトの施設があります。全体的に言えばエンターテイメントのコンテンツが充実しているかもしれません。一方で乗り物タイプのアトラクションの数は少ないです。

 

年内には『スター・ウォーズ』シリーズのテーマランドがオープンされることもあり、スター・ウォーズ関連の諸々もいっぱいありましたね。

 

それではまずはテーマランドの紹介からいきましょう。

 

テーマランド

ハリウッド・ブルーバード

 

入口ゲートに入ってすぐ着くのがこのエリアです。ショッピングスポットとレストランによって構成されてるのはパーク共通ですね。

 

エコー・レイク

 

パークの中心部に該当するエリアです。ショーとかグリーティングものがいっぱいあります。

 

グランド・アベニュー

 

パークの奥の方にあるエリアの1つです。このエリアでは『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』のグッズを取り扱ってるショップもあるようですね(チェックしそびれた。。。)。

 

コミサリー・レーン

 

エリアというか、通りですね。ミッキーとミニーに会える施設があったりします。というかここも1つのテーマランドであること、マップを見るまで全く気付きませんでした。

 

トイ・ストーリーランド

 

パークの入り口ゲートから最も遠いエリア。名前のとおり、トイ・ストーリーシリーズをモチーフとしたテーマランドです。まだオープンして1年経ってないようです(2018年6月30日オープン)。

 

やっぱ新しいモノ好きは万国共通なのか、かなり奥の方にあるにも関わらず開園して30分も経てば大混雑エリアと化します。

 

アニメーション・コートヤード

 

色んなディズニーキャラクターのグリーティングスポットがいっぱいあります。

 

サンセット・ブルーバード

 

ハリウッドスタジオの人気アトラクションの大半がここに集結しています。ここはザ☆アメリカという雰囲気がして好きです。

 

スター・ウォーズ:ギャラクジー・エッジ

 

行った時はまだ出来てなかったのですが・・・。一応紹介しておくと、スター・ウォーズシリーズをモチーフとしたテーマランドです。年内(秋頃?)には運営開始されるそうです。

 

このエリアは他にもカリフォルニアのディズニーランドと、ディズニーランド・パリにあるパークにも建設する予定にあります。そしてここ、ハリウッド・スタジオではテーマランドだけでなく、スター・ウォーズシリーズがテーマのホテルも建てられるそうです。

 

もう半年かそれ以上遅らせればこのエリアに訪れることも出来たのかもしれませんが、様々な事情が重なり、この時期にしか行くことはできなかったのです。もし今後、WDWヘ行けるチャンスがあったら、ぜひとも行ってみたいですね。(まぁカリフォルニアのディズニーランドに出来る方へ行くのもありかもしれませんが。)

 

次からは、このパークで行ったアトラクションの感想とか色々。

 

行ったアトラクション

スター・ツアーズ:アドベンチャー・コンティニュー

 

TDLでもお馴染みのアトラクション。しかし、フロリダでは珍しくディズニーランドに相当するマジックキングダムではなく、このパークのアトラクションとなっています。

 

 

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外観は違いますが、中身はしっかりスター・ツアーズ(それもリニューアル版)。それも英語音声です。字幕こそありませんが、実際の『スター・ウォーズ』シリーズキャストの生の声で楽しみたい方はもう是非乗っていただかないと。そして外に出たらいつものトゥモローランドの景色ではない場所に放り出される感覚も味わっていただきたいですね。なんか違和感を覚えます。

 

ジェダイ・トレーニング:トライアル・オブ・ザ・テンプル

厳密に言えばこれは小規模な体験型キャラクターショーなのですが、一応、アトラクション紹介という名目で。スター・ツアーズの横の小さなエリアで定期的に行われます。

 

おそらく「ジェダイから学ぼう!ライトセーバー体験入門プラン」に事前申し込みしたであろう家族の見守る中、子供たちがジェダイ・ナイトになるべくマスターから直々でライトセーバーの扱い方を学ぶというハートフルなイベントです。

 

そして和気藹々と振り方等をレクチャーし終えると、実際にライトセイバーを振って実践するコーナーで2名のゲストが登場します。

 

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その1人はなんと、ベイダー卿。なんと豪華にして強すぎる稽古相手。子供相撲体験に大相撲の横綱力士が稽古相手になるようなもんです。

 

 

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そしてもう1人はカイロ・レンくん。祖父×孫のリアル共演という、映画本編ではまずありえない光景を見ることができます。

 

2名とも暗黒面の力だの脅威だのを語られておられましたが、かなり手加減し、子供達の無邪気なライトセーバー攻撃を受け続けるその姿はまさにハートフル。もはや通り越してシュール。途中からベイダー卿はスケジュールの都合(?)で途中退場し、レンくんVS子供達の構図となります。

 

このショー自体は日中定期的に開催されてますので、家族連れでない人たちが見るようなショーではないかもしれませんが、現地のファミリーがどういった雰囲気なのかを知ることのできる機会だとも思いますので、よろしければ。

 

スリンキー・ドッグ・ダッシュ

 

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トイ・ストーリーランドにあるアトラクションです。スリンキーを催したローラーコースター。

 

 

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かわいい形してますが、結構エグい動きをします。TDLトゥーンタウンにあるガジェットのゴーコースターよりは明らかに激しかったです。のんびり系アトラクションだけでなくコワイモノに挑戦したくなるような子どもたちには絶好の乗り物です。

 

トイ・ストーリー・マニア!

 

 TDSでもお馴染みのアトラクション。海外のもしっかり混みます。それでも待ち時間は2時間かちょっとくらいですかね。内容は変わりありませんでした。

 

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なぜか待機列の内装にピーター・パンがいます。

 

 

リトルマーメイドの旅

 

マジックキングダムに似たような名前のアトラクションがありますが、別物です。こちらは映画『リトル・マーメイド』の歌をマペット人形の踊りとともに楽しむような、ショー鑑賞型のアトラクションです。本当のミュージカルパートもあって、アリエルは当て振りとかでなく、実際に歌っておられました。海外の人、やっぱ歌上手いですね。日本人には出せない声量や抑揚を難なくと。

 

インディ・ジョーンズ・エピック・スタント・スペクタキュラー!

 

 

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インディ・ジョーンズ:シリーズのショータイプのアトラクション。内容はというと、同シリーズのスタントシーンの裏側、という設定の寸劇を鑑賞するものです。 オープニング?では観客の中から何人か選ばれて、ちょっとしたアクションをしてもらう等、観客参加型の一面も持ってたりします。

 

どうでもいいですけどこういうのでみんなすごく積極的に手をあげるし、キャストの方が「あなたどこ出身?」と聞かれた際に、その人が答えたのと同じ出身であろう方達がすげー盛り上がる、盛り上がるどころか奇声あげて喜び散らかしていたりしてて。こういうの日本じゃ絶対ないと思うので、こういうところに海外を感じます。とは言え、何も言わずショーを楽しむタイプの方が多いのは日本と同じですけどね。でも、みなさんリアクション良いです。一緒に居て楽しい。

 

 

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ショーでは飛行機が燃えたりトラックが横転したり爆発したりするんで楽しいです。

 

スター・ウォーズ・ローンチ・ベイ

 

スター・ウォーズ』シリーズで実際に使われている・・・と思われる小道具やミニチュアが展示されて居たり、同シリーズのグッズを買えたりします。この施設付近では常にトルーパーが巡回しています。このエリア、既に帝国軍とかファースト・オーダーとかに乗っ取られてるんじゃないんですかね。たまにトルーパー達も施設内に入ってきますし。

 

 

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あと「スカイウォーカー」ブランドのワインも展示されておりました。

 

スター・ウォーズ:ギャラクシー・ファー・ファー・アウェイ

 

パークのセンターステージで行われるショーです。とは行っても、『スター・ウォーズ』シリーズの歴代キャラクター達が自己紹介的に1人ずつ登場しては交代するのを繰り返すだけです。 旧三部作だけでなく、新三部作(ep1〜ep3)、そしてep7以降もしっかり反映されております。『ローグ・ワン』とか『ハン・ソロ』からの映像もぼちぼち出てきます。

 

 

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色んなキャラクターが登場する度に歓声が上がるのですが、チューイが登場した時が一番大きかったですね。みんな大好きチューイ。ちなみに次点でベイダー卿の時も盛り上がってた。ファースト・オーダーの皆さんにはあまり反応してなかったですね。

 

 

 

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このショーと、次に紹介する「スター・ウォーズ:マーチ・オブ・ザ・ファースト・オーダー」は交互に行われます。現地のToday!的なガイドには載っておりませんが、写真のように堂々と公演時間が映し出されてるので心配ご無用です。

 

スター・ウォーズ:マーチ・オブ・ザ・ファースト・オーダー

 

これもパークのセンターステージで行われるショー・・・というか、イベントか何か。入口の方面から、キャプテン・ファズマ率いるトルーパー達の行進がやってきて、中心でファースト・オーダーの力を誇示した後、また行進して帰るという内容。だからショーと言うのか、パフォーマンスと呼ぶのか。 

 

 

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しかしこんな近くまでトルーパーを見ることなんて早々ないから貴重な体験です。

 

このショーと、さっき紹介したものは日没まで定期的に行われるので、よほどのことがない限り見逃すことはないと思います。何回もやるので、観客の数も多くありません。しかしそれでも一定数はいるのが、スター・ウォーズコンテンツの根強い人気があるという証拠。

 

トワイライト・ゾーンタワー・オブ・テラー

 

 

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TDSでお馴染みの「タワテラ」。ここではアメリカで放送されていたドラマ『トワイライト・ゾーン*1のアトラクションとして運営されてます。舞台設定もハリウッドの廃れたホテルなので、見た目も違いますね。そしてここにあるものがいちばん最初に作られたタワテラです。

 

 

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日中時のタワテラはこんな感じ。夜のが不気味な雰囲気出るのはTDSのと変わりありませんが、こっちのは顕著に差が現れますね。外装は改めて見ると、TDS版よりはシンプルな造りであるものの、壁の捲れ具合から「廃墟」感が強いなと思いました。

 

 

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1917年に建てられた設定らしいハリウッドタワーホテル。なので既に100年以上経過してますね。もしかしたら、設定上は設立100周年だった2017年には、タワテラの何かしらのイベントがハリウッドスタジオで開催されてたんでしょうかね。

 

 

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中の様子はこんな感じ。ロビーが広がってるという点はTDSのものと同じですが、壁とか置かれている物が違うとこうも印象が変わります。

 

 

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TDS版はある程度並ぶと、蓄音機とか木製の人形とかが置かれている部屋に連れてかれますが、ここではテレビの置かれた小部屋に連れてかれて、ドラマ『トワイライトゾーン』の1エピソードという体で、ハリウッドタワーホテルにまつわる奇妙なお話が流されます。

 

そのお話は以下のような内容です。wikipediaにも載ってあって、そこからの引用でありますが。

 

時は1939年10月31日の夜、雨の降る中、一流のスターたちが集まるロサンゼルス一番の高級ホテル「ハリウッド・タワー・ホテル」にたまたま居合わせた紳士淑女の映画スターのカップル、売れっ子の少女とその乳母、中年の荷物持ちのベルボーイの5人の男女が乗り込む。彼らがそれぞれ宿泊する部屋へと向かおうとしたその時、突如ホテルを落雷が襲い、エレベーターのワイヤーが切れ落下する事故が発生する。しかし乗っていたはずの5人はそこにおらず、謎の失踪を遂げた。この事がきっかけでホテルは閉鎖へと陥ってしまう。

ここでロッド・サーリングによる解説が始まる。「時がたった現在、このホテルには電気が止まっているのにも関わらずネオンが灯ったり、エレベーターが動き出すという怪現象が発生。しかもそのエレベーターは、あるはずのない13階で止まるという奇妙な現象が起きてしまいます。」

 

出典元:トワイライトゾーン・タワー・オブ・テラー - Wikipedia

 

TDS版みたいな「廃墟の体験ツアー」という名目ではないようですね。

 

 

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ミニイベントを体験した後は、エレベーターに乗るまでの部屋に連れてかれて(秘密の倉庫という設定ではないようですが) ライドイン☆という流れは変わりありません。違うのは2点式シートベルトである点ですね。なので結構浮きます。

 

 

それだけでなく、フロリダ版タワテラには他にあるところとはかなり違うポイントが存在していて

 

 

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上昇してしばらくして、このエリアに差し掛かると、なんとエレベーターが前進します。上と下だけでなく、なんと前に進むという。これは新鮮でしたねー。進むに連れて、部屋の中が暗くて青い照明に変化していって、所々に『トワイライトゾーン』のop?に出てくるオブジェが置かれているのが確認できます。そして一定の位置まで移動したところでドガーンといきます。ここのタワテラは比較的、前後への移動も多かったです。

 

ただ、カリフォルニアにあるGotG版タワテラ(構造が一緒なだけでタワテラという名前ではありませんが...)の方が豪快でしたねー。でも、TDSにあるタワテラよりはこちらも十分におっかないです。この日は2回乗ったのですが、どれも落ちる回数と演出が違っていて、興味深かったです。

 

TDSのタワテラも、多分2点式シートベルトにしたらもっとおっかなくなるし絶対今より人気出ると思うんですけどね〜。まぁ今も十分人気ですし、これ以上人気出るといつ行っても乗れなくなりそうなんでやっぱいいです。

 

ロックン・ローラー・コースター

 

先ほどのタワテラと同じエリアにあります。

 

 

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簡単に説明してしまえば爆音のロックンロールを聴きながら急旋回しまくる爆速ローラーコースターなんですけど、英語表記でのタイトル名は「Rock 'n' Roller Coaster Starring Aerosmith」。つまりロックバンド:エアロスミスとコラボレーションしたアトラクションなんです。

 

 

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映像にはエアロスミスのみなさんもご出演されております。上の部屋はスタジオという設定で、色々と楽器が置かれているのですけど、これって全部エアロスミスの皆様の私物なんですかね。

 

 

 

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どういったアトラクションなのかを改めて説明すると、エアロスミスの音楽が爆音で流れる下、爆速で駆け巡ります。最初は一定位置までゆっくり移動するのですが、合図とともにチュドーンといきます。しょっぱなから360°回転ですし。これ、結構キます。

 

 

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荷物は足元に置くしか方法はありません。油断してると普通に落としそうになったので、気持ちを緩めてはいけません。

 

ファンタズミック!

 

TDSでもお馴染みのショーですが、結構違いがあって面白いです。

 

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まずファンタズミック!専用の会場がパーク内にあることですね。 このショーだけのために存在しています。デカイです。

 

 

 

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鑑賞人数も多いです。TDSファンタズミック!をあちこちで見てる人たちを一つの会場にギュッと収めたらこれくらいの人数になるのでしょうかね。

 

で、ショーの構成自体も結構独自の場面が多かったりして楽しめました。あとウォータースクリーン使う場面では風の吹く方向が影響して、普通に客席の方に水しぶきが飛んできてて、地味に濡れました。

 

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ここのファンタズミック!では映画『ポカホンタス』のシーンも挿入されています。ポカホンタスのパートは結構長くて、フロリダ版ファンタズミック!のオリジナリティが強まっている要素ともなっています。

 

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悪役の出るパートではお馴染みの面子に加えてクル〜エラ〜♪だとか、スカー様等々も追加されてます。もちろん全員セリフ付きです。ここのファンタズミック!は登場するディズニー・ヴィランズが一番多いんじゃないんですかね。

 

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そして燃え盛る炎の量も断トツかと。写真じゃ伝わらない迫力。

 

 

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大円団はもちろんディズニー・キャラたち大集合の船移動。ここでは『蒸気船ウィリー』モチーフのボートです。

 

 

今回は予めファンタズミック!のためのファストパス+を取っておいたんですが、これでも結構、会場としては端の方だったりするんですよね。それに最も入口から遠いエリアでした。

 

単純に入る時間に遅れただけ(指定入場時間の締め切りギリギリ)というのもありますが、これだけ人がたくさんいるってことは多分ファストパス+取らないとショー見れないんじゃないんですかね。ちなみにパスを取っておくと、どのエリアで見れるかは時と場合次第ですが、少なくとも全員着席スタイルで鑑賞するので、「前の人、背高すぎて見えへん(泣)」なんてことは起きないと思います。ファストパス+を取るなら間違いなくこれと、ロックンローラー・コースターと、あとはお好み1枚ですね。

 

スター・ウォーズ:ギャラクティック・スペクタキュラー

 

センターステージにあるチャイニーズ・シアター(のレプリカ)にプロジェクション・マッピングで、『スター・ウォーズ』シリーズの名場面だったり、ポスターのデザインが映し出されるショーです。

 

 

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ただこれ、『ファンタズミック!』とちょっと時間が被ってるんですよね^^; なので、どちらも全部最初から最後まで観れるのは無理なんじゃないですかね。どちらかを全部見て、もう1つは途中、という方法しかないと思います。

 

 

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ただこれもこれでド派手なことやられてますので、これもぜひ見てもらいたいですね。スター・ウォーズ好きにはたまらないショーです。

 

 

このショー然り、冒頭のテーマランド紹介でまだ未オープンながらも紹介しちゃったスター・ウォーズエリアといい、ここハリウッドスタジオは世界中のディズニーパークの中ではかなりスター・ウォーズコンテンツが充実してるので、ディズニーも好きでSW大好きな方は、是非ともハリウッド・スタジオへどうぞ。

 

場内の様子・感想・閉園後の当日の流れ

 

ハリウッド・スタジオへは三日目に行きました。最低気温は朝、夜の12℃前後。最高気温は21℃でした。

 

前日(マジックキングダム)と前々日(エプコット)はあんなに寒かったのに、えらい違いです^_^;

 

 

暖かい気候だけでなく、天気にも恵まれたので、パークではTシャツ民・タンクトップ民がいつもより多かったです。プラスチックカップに入ったビールを片手に歩く方々も。私もちゃっかり嗜みました。ディズニーパークで飲むビールはうまいんです。

 

 

この日はですね、時差ボケとかこの三日間の疲れがピークに達したのか、ホテルに帰ったらそのまま寝落ちしちゃったんですよね。夕飯を食べることなく。これまで海外旅行は何度もしたことあるんですけど、あんな経験は初めてでした。

 

(ちなみにファンタズミック!とスター・ウォーズの花火的なイベント、閉園時刻に近い時間帯に行われますし、閉園時刻が夜8時〜夜9時なのがデフォルトだったりするんで、パーク内で夕飯とりたい方はお早めに。)

 

海外ディズニーはやっぱ体力的にハードですね。

 

まとめ・感想

 

「海外ディズニーはSWコンテンツが充実してて楽しいぞ!」なんてネット上での書き込みを何度か見たことがあります。

 

 

 

ここは特にそうでしたね!

 

 

 

日没まで定期的にスター・ウォーズシリーズをテーマにしたショーもありますし、日没後もそれらとは別のスター・ウォーズのショーありますし、スター・ツアーズもローンチ・ベイもありますし、なんなら今年の秋からはスター・ウォーズの新エリアまでオープンしますし。

 

 

それ以外についても、海外ディズニーならではの色々と規模感のでかいアトラクションを楽しめました。ここでの楽しさはTDLTDSでは味わえないかもしれません。

 

 

ここはまたいずれ行きたいです。

 

*1:日本国内では『ミステリー・ゾーン』というタイトルで放送されていたそうで、ドラマ『世にも奇妙な物語』に影響を与えたらしい。

ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート 旅行記 March 2019 / マジック・キングダム編

 

2019年3月上旬を利用し、5泊7日でウォルト・ディズニー・ワールドに行きました。

 

 

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この記事ではマジック・キングダムに行った感想を、アトラクション紹介や当日の写真も交えてまとめます。他パークの感想については各記事へのリンクをご参照ください。

 

 

mokkouken1.hatenablog.com

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マジック・キングダムについての小話を少しだけ。

 

マジック・キングダムはウォルト・ディズニー・ワールドの開園と同時(1971年10月)にオープンしました。東京のディズニーランドはこのマジック・キングダムを基に建設されているそうで、実際にパークのシンボルとなるお城はディズニー映画『シンデレラ』の城ですし、アトラクションについても東京のものと同じ外観・内容であるものが比較的多かったりします。

 

このようにTDLと似ている部分の多いマジック・キングダムですが、ところどころに違う部分・要素があったりするので、比べて見ると案外楽しかったりします。

 

それではまずテーマランドの紹介から行きます。とはいえTDLとあまり変わりないんですけどね。

 

テーマランド

 

メインストリートUSA

 

 

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TDLでいうワールドバザールのポジション。入口ゲートをくぐってすぐに着くのがこのエリア。道の構成とかもカリフォルニアと同じです。ただ、屋根のない開放的な通りの奥に日本でもよく見慣れたシンデレラ城があるという構図には良い違和感があります。

 

アドベンチャーランド

 

TDLにもあるテーマランドですね。ただ、日本のと違って、映画『アラジン』のアトラクションがあったりします。今回は乗らなかったんですけどね。

 

フロンティアランド

 

TDLでいうウエスタンランドのポジション。というより、海外のディズニーパークではこの名前であるところを、日本版だけが改称しているとも言えますね。要はTDLにもこのテーマランドはあります。ただ、フロリダのスプラッシュ・マウンテンはこのエリアにあります。

 

リバティー・スクエア

 

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これはマジック・キングダムだけにあるテーマランドです。このエリアは、当時まだイギリスの植民地であった頃(13植民地時代)のアメリカをテーマとしていて、アメリカ独立のシンボルである鐘や木が設けられています。TDLウエスタンランドでも見たことあるような街並があったりします。

 

 

 

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一方で、エリアの中心らしい所に晒し台のレプリカがあったり、スナックコーナーの1つに「スリーピー・ホロウ」なんて名前のものがあったり、やや不穏な一面もあります。ちなみにホーンテッド・マンションがあるのもこのエリアです。やっぱり不穏です。

 

 

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ちなみにお昼をとったのはそのスリーピー・ホロウにて。スリーピー・ホロウなんて物騒な店名ではその存在を予想できないワッフル・チキンサンド。美味しかったです。

 

ファンタジーランド

 

 

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TDLでもお馴染みのエリアですが、映画『リトル・マーメイド』のアトラクションがあったりします。そして写真のように、TDLにもできる予定のガストンの酒場があったり。

 

トゥモローランド

 

 

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TDLでもお馴染みのエリアです。ここのトゥモローランドにはまだレージングカーに乗るアトラクションがあります。

 

以上の6エリアから構成されています。TDLと違うのはクリッターカントリートゥーンタウンがないくらいです。次は乗ったアトラクションの紹介を、感想も交えて行います。あくまで自分の体験したアトラクションだけ紹介するので、それ以外に関しては割愛します。

 

乗ったアトラクション

七人の小びとのマイントレイン

 

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ファンタジーランドにあるアトラクションです。映画『白雪姫』で小人たちの作業場となっている鉱山をローラーコースターで駆け巡るという明るく楽しいもんもん。

 

このアトラクションは上海ディズニーランドにも存在していて、実はそちらで既に体験済みでした。一応、日本にはまだないアトラクションなのでせっかくだからということで、フロリダにあるものも朝一から並んで乗りました。まぁでもこれは上海にあるのと変わりなかったです。せいぜい「ハイ・ホー♪」と歌う小人らの言語が英語か中国語かの違いくらいです。でもこれ、フロリダでも超人気のアトラクションでした。ビッグサンダー・マウンテンよりは優しく、ガジェットのゴーコースターよりはちょっと激しめ(かな?)。要はちょうどいいんですよね。スリルを味わいたいけど身長の足りない子ども達にとっては。まぁいい大人達もたくさん並んでましたが。私もその1人で。

 

 

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キューラインの仕掛けもいろいろあって楽しかったです。

 

イッツ・ア・スモールワールド

 

 

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TDLでもお馴染みであるこのアトラクション。TDLにあるものはこのフロリダにあるスモールワールドをベースに作られたそうです。実際、乗ってみたところ本当にTDLで乗ったのと同じでしたね。ただ、まだディズニーキャラクターの人形が実装されてないのと、一部エリアでは照明の色が違ったりするのでちょっとだけ異なる印象を持ったりしたくらいで。基本的には乗ってて懐かしかったです。

 

 

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ただ決定的に違うのはアトラクションの外観ですね。フロリダのスモールワールドは、他のファンタジーランドのアトラクション(それこそピーターパン空の旅とか)のと同じような建物の中に組み込まれてるんです。

 

 

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そして、お馴染みのファサード(顔が揺れてたり時報的なのがなったりするヤツ)も屋内にあったりします。なのでカリフォルニアのとか東京ディズニーにあるファサードよりも小規模になってます。でもその代わり待機列がファサードの裏側にあったりするんで、触りまくることも出来ます。

 

ちなみにこのアトラクション、最後の最後にちょっとしたサプライズがあったりもします。もしかしたらファストパス+で乗った人限定かもしれませんが。

 

ミッキーのフィルハーマジック

 

 

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TDLにもあるこのアトラクション。特にこれといった違いはなく。せいぜい英語音声だったくらいですかね。当たり前ですけど。

 

ただ英語音声だったおかげで、東京ディズニーランドのとかだとミニー女史の「オペラグラスをかけてください♡」の後に知らん兄ちゃんが英語でアナウンスしてくるところが、ここでは他言語のアナウンスなしにそのままスムーズに始まるので、そこは良かったかなと。

 

 

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あと、ウィージーも飾られてあるのが特徴ってくらいですかね。確かTDL版にはいなかった筈です。

 

 

アンダー・ザ・シー:リトルマーメイドの旅

 

 

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 TDLにはないアトラクションですけど、ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーにも同じ内容のアトラクションがありました。それは既に体験してます。

 

 

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でも、外観に関してはこっちの方が豪華ですね。入り江の奥へと進んでいく待機列は雰囲気があってこっちのが好きですね。

 

スプラッシュ・マウンテン

 

 

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TDLでもお馴染みのアトラクションですが、マジック・キングダムではフロンティアランド(TDLでいうウエスタンランド)のアトラクションとして分類されてます。ここのスプラッシュ・マウンテンは唯一クリッター・カントリーではない場所にあるものだったりします(そしてこれまたどうでもいいのですが、各パークにあるスプラッシュ・マウンテンの中で唯一フロリダ版だけがシングルライダー非対応という)。

 

いつオープンしたのかなぁとwikipediaで調べて見たところ...何とオープン日が1992年10月2日。東京ディズニーランドにあるのと1日違い!(細かくいうとTDLの方が1日早い) 同じ時期に共同で開発されたであろうとwikipediaは考察しておりますが、まぁ、多分そうなのでしょう。

 

 

 

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それも関係してるのか、乗るライドの形は日本のと同じだったりします(上の写真の左下に微妙に写ってるのわかりますかね。暗くてよく見えないんですけども・・・)。ただ、水の流れはカリフォルニアのと同じ時計回り。固定する安全バーも2人で1本です(変わる前のTDL版ライドと同じですね)。くわえて、決定的に違うのがですね。

 

 

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アトラクションの内部には空が描かれてるんですね。カリフォルニア版も東京版も洞窟の中をずっと進んでいくのですけど、フロリダ版は空があることで、ちょっぴり違う雰囲気を楽しめました。

 

 

そういやカリフォルニアのと比べるとあんまり濡れませんでしたね。恐らく乗った日がほどほどに寒かったことも影響してるでしょうけど。でもTDLにあるのよりは気持ち多めには濡れた気もします。

 

あと、意外なところで濡れるスポットがあったりするので、そこは要注意です。

 

 

ビッグサンダー・マウンテン

 

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TDLでもお馴染みのアトラクション。TDLと違うのは、スプラッシュ・マウンテンの入り口の真横に位置されてるくらいでしょうか。それ以外は割と東京のと近いものでした。でも、乗ってる途中でライドが左右に揺れたりだとか、そういう点は違ったところがありました。あと、ここのビッグサンダー・マウンテンの設定自体もフロリダ版特有のものが存在していまして....そこはwikipediaをご参照ください。確か載っています。で、実際にそういう設定が反映されているところを通ったりもします。そこは楽しかったです。

 

 

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安全バーが余裕ありすぎる点はカリフォルニア版と一緒でしたね。

 

ホーンテッドマンション

 

 

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TDLでもお馴染みのアトラクション。東京ディズニーランドにあるホーンテッドマンションはここのを参考に作られています。なので、外観含め、大まかな展開は東京版と変わりありません。

 

 

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しかし、例えばキューラインなんかでは黒い霊柩車が置かれていたり、ちょっとした仕掛けのある墓碑が建てられていたりしていて、そこは楽しかったりします。あと、一部エリアでは全く違うアレンジがなされていて、その部分に関して言えば東京版とは違った面を楽しめると思います。東京版のホーンテッドマンションに、現在のカリフォルニア版のアレンジをぶち込んだバージョンだなと。

 

 

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ちなみに近くにはホーンテッドマンションしばりのグッズ専門ショップもあったりします。メメント・モリ。看板の上にある目は常にこちらを見てきます。

 

 

ピープルムーバー

 

 

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トゥモローランドにあるアトラクションです。トゥモローランドのあちらこちらを音声ガイド?とともに一周するもので、ある意味ではトゥモローランドウエスタンリバー鉄道とても言えますかね。ライドの形は決して機関車ではありませんが。

 

 

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最初は結構速さを感じてちょっぴりスリリングに思えたのですが、慣れるとあっという間で、心地よいアトラクションだったりします。おまけにバズ・ライトイヤーのアトラクションの内部を覗けたり、何とスペース・マウンテンの中に入ることが出来たり。でもスペース・マウンテンのところに関しては暗すぎてよくわかりませんでした。それでも楽しかったです。

 

これもTDLにはないアトラクションですし、待ち時間もそこまで長くはならないので、箸休め的に乗るにはうってつけです。

 

スペースマウンテン

 

 

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 TDLでもお馴染みのアトラクション...ではありますが、これは世界でいちばん最初に作られた"元祖:スペースマウンテン"。TDLにあるものとは結構な違いがあります。

 

 

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まず、ライドの形が縦一列なんです。そして安全バーはとても簡易的なものです。ライドの形の関係から、コースの幅自体はとても狭いのですが、TDLでも味わえるスリルはこちらにも健在。むしろ、こんなガバガバ装備&荷物も無防備な状態であのスリルを味わう訳ですから、TDLのよりコワイ。いろんな意味で。

 

 

あと、ここのスペースマウンテンは2つのコース「アルファ」「オメガ」があるのですが、今回は「オメガ」のみを体験しました。「アルファ」コースだとどう違うんでしょうか。

 

 

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アトラクションを乗り終えた後、しばらくロボットの作業場だとか、未来人の過ごす日々を切り取った空間を歩いて眺めることになります。この辺りに、当時(1978年)作られた際の人々の抱く"未来観"を堪能できて楽しいです。

 

ジャングルクルーズ

 

 

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TDLでもお馴染みのアトラクション。カリフォルニア版と同じく、反時計回りです。これは船長の話す英語を聞き取れないとただの雰囲気アトラクションと化すので、あんまりオススメはできないんですけど、私は結構船長の発したジョークに現地の方が笑う様子(自分はさっぱりわからんですけど)が好きだったりするんで、今回も乗りました。

 

ちなみにここではサムはまだ干し首を売っています。

 

カリブの海賊

 

 

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TDLでもお馴染みのアトラクション。TDLにあるのとは結構違った外観をしています。ここでは夜の写真しか撮ってないのでわかりにくいですけど。

 

 

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ライドの形もどこか木舟のようなデザインです(これ降り場で撮ったものですけど)。

 

 

ここのカリブの海賊の違うところは、乗ってすぐ骸骨の横たわる洞窟の場面からいきなりスタートするんですね。TDLにあるものは、最初に落下してから洞窟に入るのですが、ここではライドに乗ってすぐです。落ちたりしません。そして、洞窟エリアに入ってすぐ落下ゾーンに入ります。例の呪いの宝の山は存在しません。なんだか巻き気味に進むなぁと思いました。

 

落下した先は例の船と基地で大砲ばかばか撃ち合ってるゾーンです。馴染みのある後継かもしれませんが、バルボッサが4作目以降の姿になっていたり、大砲が落ちた後の水しぶきが普通にかかったりの違いはあります。あとはTDLにあるのと変わりないのですが、TDLにあるのよりちょっと広めに感じましたね。幅が広いな〜というか。この辺はアメリカ特有の規模の大きさを感じました。

 

 

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人身売買の場面は物品オークションの場面に変更されています。これはアメリカにあるディズニーパークだけのアレンジです。きっと色々言われたのでしょう。

 

 

 

 

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フロリダ版の最終場面にいるスパロウさんは最もライドから遠い位置にいるんじゃないんですかね。まぁ規模が広い故の演出でしょう。

 

 

 

こんな感じで、TDLに既に存在するアトラクションでも、細いけど違う面があったり、はたまた結構違うところもあったりするので、「TDLにあるから。」といってスルーすることなくぜひ乗って欲しいですね。

 

観たショー&パレード

 

ショーに関しては、長々と言葉にするのも野暮ったいので、紹介よりも感想をメインに済ませようかと思います。

 

レット・ザ・マジックビギ

 

 

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開園時刻と同時にシンデレラ城前で行われるショーです。まぁ、開園に先立って興奮先立つゲストたちにさらに煽りをかけるような内容って感じです。開園時刻から色々と回りたい人なら、必然と見ることになるショーです。

 

でもこういうショーって、TDLとかTDSでやってましたっけ?あんまり記憶にないんですけども(結構な頻度で行ってるのに...)。もしやってないとすれば、せっかくならTDRでもやってみればいいのになと思いますね(もしくは私が知らないだけで既にそう言うショーがあったりするんですかね)。

 

ミッキーのロイヤル・フレンドシップ・フェア

 

 

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シンデレラ城前のステージで行われるショーです。これと、次の項で紹介する「ムーブ・イット!シェイク・イット!マウスケダンス&イット!ストリート・パーティー」は日中の間、30分〜1時間の間隔で交互に行われます。

 

ミッキーとゆかいな仲間たちに加え、ラプンツェルとかアナ雪の方達、さらには『プリンセスと魔法のキス』のキャラクターもぼちぼち出てきます。やっぱアナ雪のシーンになると観客の方達が露骨に盛り上がるのは面白いですね。もはやコンサートのノリでした(考えてみればば、こう行ったキャラクターショーも一種のコンサートでもありますね)。

 

ムーブ・イット!シェイク・イット! マウスケダンス&イット!ストリート・パーティー

 

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こちらはメインストリートUSAをめぐるパレードです。「マウスケダンス」ってどう言う意味なんでしょうかね。調べたところによると、『ミッキーマウス・クラブハウス』というショートアニメに登場する劇中歌がヒットしました。特に意味もなくてノリで感じるタイプの単語なんでしょうかね。

 

フロートはシンデレラ城前で一旦止まり、あちらこちらでダンスタイムが繰り広げられました。キャストの方に誘われてフロートルートに飛び出したお客さんたちも積極的に踊って楽しんでます。こういうマジモンの参加型のパレードってTDLじゃあまり見ないので、カルチャーの違いを堪能できて楽しかったです。

 

ディズニー・フェスティバル・オブ・ファンタジーパレード

 

フロンティアランドからメインストリートUSAまで進行するお昼のパレードです。これは1日に1回だけの公演でした。

 

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真昼間だというのに、パレード中に火を噴くフロートもおります。 

 

ハッピリー・エバー・アフター

 

 

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夜のシンデレラ城に映像を映し出す、プロジェクションマッピング的なショーです。これは本当に綺麗でしたね。そして花火の量も豪快です。

 

 

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訪れた際はぜひ見てみてください。 

 

ワンス・アポン・ア・タイム

 

かつてTDLで行われていたショー「ワンス・アポン・ア・タイム」がよもやのマジック・キングダムで公演中とのことなので、これも観ました。でもこれ、正規のショースケジュールには載ってなかったんですよね。開演時間も書かれてませんでしたし。結局キャストの方に聞いたのですけど、夜の8時40分とかそんな時間だったかと思います。

 

 

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先ほどの「ハッピリー・エバー・アフター」の後に行われるもので、TDLでの上映を前提としてたものですから、正直さっきのより花火の量は少なめに感じてしまったんですけども(決してそんなことはないとは思いますがね。でも炎の量は明らかに少なかった気がします)。

 

 

でも、TDLではメインを張ってたこのショーが、ここでは〆のもう一杯的なポジションになってる訳ですから、つくづくアメリカの規模は恐ろしい。

 

 

ちなみにTDL版と比較すると少しだけ構成が違ったりするので面白いです。

 

 

場内の様子

 

TDLがここを基に作られたことも関係しているのか、割とTDLに近い感覚で歩けました。テーマランドの位置も変わりないですし。マップを少し見るだけである程度の位置関係は把握できます。

 

あと、マジックキングダムはいつも混んでましたね。WDWの各パークの混雑予想スケジュールを載せたサイトが、探せば見つかるんですけども、常にマジックキングダムはWDWの中で1番混んでると予想されてました。

 

特にパレード終了後のリバティー・スクエアの混み合いっぷりはおっかなかったですね。「ディズニー・フェスティバル・オブ・ファンタジーパレード」を私はフロンティアランドのスプラッシュマウンテン近くで観ていたのですが、観終わってパレードの後を追うようにリバティー・スクエアへ進んだらですね......色んな方向に行きたい人たちでごった返しちゃってですね。もう全く進めない状況でした。道整理するキャストさんもいませんですし、道中にはターキーレッグを売ってる屋台も置かれてるせいで、大渋滞です。アメリカでもこういうこと、起きるんですね。

 

それでもクリスマスシーズンのTDRよりはそこまで混んでないとは思います。お昼下がりの時間帯でもたまに人気なアトラクションの待ち時間が短いパターンも見かけましたし。殺人的な混雑はまずないかなと。でも「空いてるし快適☆」なんてパターンは、少なくとも今回の旅行中はまずなかったので、そこは念を置いた方がいいですね。

 

 

最後にこの日の天候についてですが、写真でも見る通りめちゃくちゃ快晴で嬉しかったのですが、最高気温は17℃前後、最低気温に至っては9℃。1ケタです。3月のWDWはこんな寒い日もあれば、暖かい通り越して暑い日もあったりして難しい天候でした。

 

まとめ・感想

 

何度も「マジックキングダムはTDLっぽい」とは言ってるものの、所々にカリフォルニア版の片鱗を感じるんですよね。メインストリートUSAの構成はカリフォルニアのディズニーランドにあるのと全く変わりありませんでしたし。イッツ・ア・スモールワールドのフィナーレの音楽はカリフォルニア版のものでしたし。

 

 

そう考えるとここマジックキングダムは「カリフォルニアのディズニーランドからTDLが誕生するまでの過渡期」的なポジションだとも受け取れそうですね。その一方でスペースマウンテンの元祖はここだったりします。

 

 

改めて今年、マジックキングダムに行くことができて、さらに去年の夏にカリフォルニアのディズニーランドに行けて、今思うのは「TDLってカリフォルニア版とフロリダ版のイイとこ取りしたモンなんだな。」ってことですね。TDLはベース自体はマジックキングダムではありますが、一部アトラクションはカリフォルニア版のものを改修したバージョンだったりしますし。

 

実際、できた順もカリフォルニア→フロリダ→東京ですから、この考えに至るのも必然というか。そりゃ2つのイイとこ取りになりますよね。

 

 

そんな訳で、マジックキングダムはカリフォルニア版からTDLになるまでのプロセス・変遷をたっぷり堪能できますので、ぜひ訪れてみてください。

 

ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート 旅行記 March 2019 / エプコット編

 

2019年3月上旬を利用し、5泊7日でウォルト・ディズニー・ワールドに行きました。

 

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この記事ではエプコットに行った感想を、アトラクション紹介や当日の写真も交えてまとめます。

 

他パークの感想については各記事へのリンクをご参照ください。

 

mokkouken1.hatenablog.com

mokkouken1.hatenablog.com

 

 

 

 

ウォルト・ディズニー・ワールドにあるパークの1つであるエプコット。このエプコットに関する小話を少々。

 

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元々、ウォルト・ディズニー・ワールドは1つの都市:EPCOTとして建設される予定でした。時を遡ること1960年代、ディズニー陣はアメリ東海岸に第2のディズニーランドを建設することを決めていたのですが、チームのブレインであるウォルト・ディズニーはもはやディズニーランドも通り越して1つの未来都市を作ることを考えておられました(この考えに至るまでの経緯は、ぶっちゃけwikipediaに載ってあるのでそちらを参照)。その際に名付けられた都市名がExperimental Prototype Community of Tomorrow。この頭文字を取ったEPCOTとしてオープンされる計画でした。

 

しかし、1966年にウォルト・ディズニーが死去したことで計画は大幅に変更。ウォルトの兄であったロイ・O・ディズニーの協力を得ながら、名称もウォルト・ディズニー・ワールドと変更した上で、マジック・キングダムとその他施設を含める形として1971年10月に開園されました。その11年後、都市:エプコットを作るという計画自体は変わりましたが、「未来」というコンセプトを残し、加えて「常設された万国博覧会」の要素を加えた1つのテーマパークとして、1982年10月にエプコットがオープンしました。

 

そんな背景があるため、未来をテーマとしたエリア:フューチャー・ワールドは、東京ディズニーランドトゥモローランドのような雰囲気となっております。それもその筈、TDLトゥモローランドはどうも「(従来の)トゥモローランドとエプコットの融合」という裏コンセプトが(これもまたwikipediaで)言及されております。なので日本版のトゥモローランドはこれとマジック・キングダムのトゥモローランドを基に作られたんではないかなと。

 

一方、もう1つのエリア:ワールド・ショーケースは、エプコットのもう1つのテーマである「常設された万国博覧会」の特徴がより濃い、というかそのものです。世界中の国から選ばれた11ヶ国のパビリオンが存在し、各国のエリアではその国の食事を堪能したり、ご当地お土産を買うことが出来たり、場所によってはその国にちなんだアトラクションを楽しむことが出来ます。

 

要するにエプコットは「トゥモローランド+万博」という印象でした。そんなエプコットにはどんなものがあったのかを、体験談も交えつつ見て行きます。自分が体験したものだけを紹介して行きますので、その他のアトラクション・ショー・レストランに関しては割愛します。

 

ちなみにエプコットは5日間ある中の1日目に行きました。天候は雨のち晴れ。これはまだ良かったのですが、最高気温が17℃。最低気温、11℃。いやはや寒かった。

乗ったアトラクション

フローズン・エバー・アフター

 

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ノルウェー館にある、映画『アナと雪の女王』をモチーフとしたアトラクションです。ボートに乗って、アナ雪に登場するキャラクター達による歌と世界観を楽しむという内容です。

 

どうやら東京ディズニーシーにも建設予定らしいので、事実上の先行体験となりました。

 

これは当日最初に乗ったアトラクションで、行った時は開園時間直後ということもあって、30分くらいの待ち時間で済んだのですが、お昼時くらいに待ち時間をチェックしたら2時間超えになってました。早めに行けてラッキーでした。

 

アトラクション内はアナ雪の世界観が再現されてあるので、アナ雪ファンにはたまらないと思います。喩えるならアナ雪版:イッツ・ア・スモールワールドみたいなものなのですが、終盤ではちょっぴりスリリングな体験も味わえます。楽しい。実際にTDSにオープンされたとしたら、もうえらい混むでしょうね。あと東京版ならライドの名前も変わることでしょう。

  

ジャーニー・イントゥ・イマジネーション・ウィズ・フィグメント

 

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フューチャー・ワールドの西エリアにあるアトラクションの1つです。小さいドラゴン:フィグメントと一緒にライドに乗って、五感を使って想像力を膨らませようというアトラクションです。

 

乗った感想としてこんなことを言うの良くないですけど、これは乗らなくてもいいんじゃないんですかね。少なくともファストパス取ってまで乗る必要もないかと。

 

しかしこんなことを言えるのは実際に乗ったからであって、行ったからにはぜひ乗ってみていただきたいと思うのも本音。

 

ソアリン・アラウンド・ザ・ワールド

 

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フューチャー・ワールドの西エリアにあるアトラクションの1つです。ソアリン自体は東京ディズニーシーにもありますが、2019年3月時点ではまだ運営は開始されてなかったので、これもまた先行体験という形で。

 

とはいえ私自身、実は上海ディズニーランドですでにソアリンは体験済みでした。

 

これまでに上海、カリフォルニア、フロリダという順で各地のソアリンを見てきたのですが、どれも外装・キューラインの内装は結構違うんですよね。上海版ソアリンは洞窟。カリフォルニア版ソアリンは動物たちの営むガレージ。そしてフロリダでは未来の空港というコンセプトの外観でした。TDSのソアリンも違った外観になりそうで楽しみです。

 

しかし、アトラクションの内容自体はどれも一緒でした。世界中の景色を空を飛びながら楽しむという疑似体験。それでもライド中は気持ち良いことに変わりありません。高所・ちょっとした揺れが苦手な人はキツそうなのも万国共通。ただフィナーレの場面は違っていて、上海版は上海の街並みでエンディングを迎えるのですが、フロリダ版はエプコットのシンボルで締めくくるという形でした。それでも終了後には人々が皆拍手するのはどこも一緒でしたね。果たして、TDS版ソアリンでフィナーレを迎える場所はどこになるのか、気になりますね。

 

 

リビング・ウィズ・ザ・ランド

 

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ソアリンのすぐ近くにあります。ボートに乗って楽しむアトラクションなのですが、前半部分では世界中というか、これまでの食・酪農・風土とかを振り返り、後半部分はエプコットの屋内農園、研究施設を見学することが出来ます。なかなかに斬新です。これは少なくとも、「科学」もテーマとしているエプコットでなきゃ体験できないですね。

 

ファストパスを取るほどのものではないかもしれませんが、是非とも乗っていただきたいアトラクションの1つです。

 

 シー・ウィズ・ニモ&フレンズ

 

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フューチャー・ワールドの西エリアにある、映画『ファインディング・ニモ』をモチーフとしたアトラクションです。

 

 

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このような貝殻型のライドに乗って、『ファインディング・ニモ』の世界を楽しむ内容です。内容だけ見ればそれだけの話なんですが、アトラクション終盤になると、水槽のガラスをモニターにして映し出されたニモ含む海の仲間たちが何かの歌を唄ってるのですが(あれなんの曲なんでしょう)、その背景の水槽がやけにリアルだったんですね。魚も普通に泳いでるし。映像か何なのかな、と思いきや

 

 

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どうやら本物の水槽&魚だったようで、アトラクションが終わって降り着いた先はシーベースという名の水族館。このアトラクションは実は、地上から水族館へ移動するための手段にも扱えたりします(まぁ水族館への入口は別にもあって、そっちの方が早いのですが)。にしても、粋な演出でしたねー。アトラクションだけに留まらず、実際に本物の海のお友達を見られるようにという想いも込められてるのはさすがエプコットなだけある。

 

ちなみに水族館自体は小規模ではありましたが、マナティーが飼われていたり、見所はまぁまぁあると思います。ちなみに同施設内にはTDSにもある「タートル・トーク」が存在します。今回は行かなかったんですけどね。

 

 

 

 

 

 

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「あれ、幸運のマークだよな!」(KH3脳)

 

 

 

ミッション:スペース

 

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フューチャー・ワールドの東エリアにあるアトラクションの1つです。宇宙空間の飛行を疑似体験できます。

 

 

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このアトラクションには2つのコース、オレンジミッションとグリーンミッションがあります。それぞれのコースは内容も異なっていますが、違うのはそれだけではないようです。というか、上の写真にもある通り、オレンジミッションの看板にだけ「WARNING!」の表記がありますね。

 

ちなみに、エプコットの日本語版ガイドマップから、オレンジミッションについてのきになる記述がありましたので、引用します。

 

高度な研修で、出発時と大気圏再突入時に強い重力を感じる激しいスリル満点のモーション・シミュレーターです。乗り物酔いを経験した事のない方でも、吐き気、頭痛、めまい、見当識障害が発生する可能性があります。

 

出典元:日本語ガイドマップ EPCOT

 

乗り物酔いしない人でも吐き気に頭痛、果ては見当識障害...用は意識にも障害が発生するかもしれないと。恐ろしいですね。

 

対してグリーンミッションは地球の大気圏を一周するという内容で、揺れもそこまで激しくないという旨の注意書きがされています。

 

 

冒険野郎ならば断然オレンジミッションを選ぶのでしょうが、すみません、私乗り物たまに酔ったりするので

 

 

 

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無難にグリーンミッションを選択。 上の写真はライドの中の様子。暗くて狭いコックピットに乗り、出された指示に従ってミッションをこなしていきます。とはいえ、ただボタン押すだけですし、押すべきボタンも機械側がアピールしてくれるので不安にならなくても大丈夫です。

 

 

グリーンミッションを乗った感想としては、そこまで強く揺れを感じることはありませんでしたが、苦手な人は確実に苦手であろう揺れ方だとも思います。乗り物酔いしやすい人はグリーンミッションでも危ういかもしれません。

 

ただ、地上から発射した時にかかった擬似Gは実際もあんな感じなのかなーと思えたりして、なかなかにおもしろかったです。

 

オレンジミッションは今度また行けたとしたら挑戦します。

 

 

スペースシップ・アース

 

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エプコットのシンボルは当記事のトップ画像にもあるデカいゴルフボールみたいなものなのですが、これもまた「スペースシップ・アース」という名の1つのアトラクションであったりもします。例の巨大ゴルフボールの中を緑のライドに乗って探ることが出来ます。

 

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内容はというと、旧石器時代の人々の様子から中世〜近現代と経て、未来の人々の送る日々を予想してたりと、 とにかく「生活」にスポットを当てたものでした。で、各セクション毎にライドのモニターから補足映像が映し出されたり、音声が発せられたりするのですが

 

 

 

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どうもライドの調子が悪かったらしく、途中で何度も停止するだけでなく、挙げ句の果てには上の写真のように、モニターにデスクトップ画面が写ってしまうという事態にも直面しました。どうやらWindowsを使用してるようです。

 

いろいろありましたけど、序盤から写真撮影する場面があって、その写真から顔だけが抽出されて、未来の私生活を描いたアニメーション内の登場人物の顔になってたりしてて、飽きはしませんでした。

 

 

テスト・トラック

 

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フューチャー・ワールドの東エリアにあるアトラクションの1つです。

 

自分で好きなように車の性能・デザインをカスタマイズし、そのカスタマイズを受け継いだライドに乗ってテスト走行を楽しむという内容です。

 

 

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カスタマイズについてはありえないデザインに仕立て上げたりとかもできるんでおもしろかったりするのですが、その性能を受け継ぐライド自体はどれも同じ形なので、そこに関してはがっかりするかもしれません。

 

 

ただテスト走行自体はとても楽しかったです。テスト走行といっても自動運転なので、ライドに乗ってアトラクションを楽しむのと何ら変わりありません。ハイスピードであちらこちらを行く感じ。最終的には屋内から突き破って外のコースでの大疾走を体験できます。TDSのセンター・オブ・ジ・アースとかが大好きな人ならきっと楽しめるでしょう。

 

 

そしてこのアトラクション、最高速度が時速105kmだそうで、WDW内にあるアトラクションでは最も速く、且つ世界各国のディズニーパークに存在するアトラクションの中で最も速い...そうですが、だからといって「うわぁ速い怖い」という気分はそんなにならなくて、むしろ気持ち良かったですね。ただ「速っ!」とも感じたのは事実ですが。ライドがオープンカーの形をしていたことも影響してるかもしれませんね。

 

何はともあれ、オープンカー(を催したライド)に乗って時速105kmのスピードを体験するなんて機会、まず無いと思われるので、是非とも体験していただきたいアトラクションです。気持ち良いし楽しいです。あとこれシングルライダー対応してますので、お1人様でも安心です。

 

アトラクションに関してはこれまでとして、次は場内の様子とかを。

 

場内の様子・食べたもの

 

この時期(3月)のエプコットはフラワー&ガーデン・フェスティバルたるイベントが行われてるそうで、ワールド・ショーケースの所々にディズニーキャラクターのデザインがされたトピアリーがありました。

 

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例えばカナダ館とイギリス館の間くらいにバンビのトピアリーがあったり

 

 

 

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フランス館の近くに美女と野獣のトピアリーがあったり、映画の舞台に応じたキャラクターのトピアリーが設置されていました。日本館にはトピアリーはなかったですね。あの雰囲気に合わなかったのかもしれません。

 

 

ちなみにエプコットで摂った食事はこんなんです。朝と昼はエプコットで済ませましたね。

 

 

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ノルウェー館にあったキリングラ・バケリ・オギ・カフェからサーモンベーグルをば。だいたい10ドル。朝食はたったこれ1個だけで済ませちゃったのですが、意外とボリューミーでしたね。

 

 

 

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昼はよもやの、とんこつラーメン。エプコットには日本館が存在していて、ここでは日本でおなじみの食事も堪能できる。今回は桂グリルでお昼をとりました。おまけにビールもキリンビールですからね。店員の方も日本語話せます。アメリカの食事に飽きてしまった時はここに訪れるのが良いでしょう。

 

 

 

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日本館のショップを覗いてみたらなぜかポケモンのグッズが置かれてました。他にもジャンプ漫画とかサンリオのグッズも置かれたりしてて、成田空港のアニメ系免税店を思い出しました。

 

 

 

 

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他にもモロッコ館とか、カナダ館、イギリス館にも行きました。モロッコ館は雰囲気がとても良かったです。実際のモロッコもこんな風景が見られたりするんですかね。

 

 

 

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イギリス館では映画『ボヘミアン・ラプソディー』のTシャツが売られていました。

 

 

ワールド・ショーケースは各国のご当地グッズがいっぱいあって楽しかったです。今思えば、中国館とかドイツ館とか、奥の方にあるアメリカン・アドベンチャー館も覗きたかったんですけどね......

 

 

 

途中でマジック・キングダムに移っちゃったんですよね。だいたい見尽くしたかなぁと。でも今マップを眺めていると、覗いて無いところ色々あって、勿体無いことしちゃったなぁと思います。

 

 

 

それとですね、今回の旅行ではエプコットの夜のショーを見そびれてしまったんですね。行った時はイルミネーションズ:リフレクションズ・オブ・アースというナイトショーが行われる予定だったんですけど、この旅行ではこの日以降夜のエプコット行く機会がなくてですね。結局見れずじまいでした。

 

 

 

そして帰国した後に調べてわかったのですが...イルミネーションズ、今年で終わっちゃうんですね。やっぱ見ておくべきでしたわ。しぶとくエプコットにいれば良かったです。まぁでも、終わっちゃうものはしょうがないです。またいつかWDWに行ける時がきたら、その時やってるエプコットのショーを見ることにします。

 

 

まとめ・感想

 

 

エプコット、なんか人が少ないように見えました。特に午前中。雨も降るわ気温も低いわで、より物寂しげな雰囲気を感じてしまいました。さすがに12時過ぎた頃から人の数も多くなってきましたが。

 

ところで滞在中、ディズニーワールドの各パークの混雑度を予想するというサイトをチェックしていたのですが、他のパークは混雑度が高いと言う予想であるのに対し、エプコットは常に「ガラガラ」か「まぁまぁ空いてる」か「普通」のどれかでした。エプコットって人気ないんですかね。

 

でも私はこのパークにいる時はとても楽しかったですし、何ならもし再びWDWに行けたら絶対に来ます。覗けてないところもまだ残ってますからね。

 

それにディズニーワールドの存在を知ったのはこのエプコットがきっかけなんです。エプコットのシンボルであるでかいゴルフボールの写真が、確か小学四年生の算数の教科書の表紙めくって見開きのページに載ってたんです。この写真なんだろなーと思ってたら、当時の担任の先生が「これ確かディズニーワールドにあるエプコット・センターの建物か...」と呟いてたのを未だに覚えてます(当時のエプコットの名称は「エプコット・センター」だったのである)。この出来事で「どうやら海外にはディズニーワールドとかいうすんごいところがあって、そこにエプコット・センターってのがある」ことを認識したんです。

 

で、そこから長い年月が経ち、ようやく行けたところであります。

 

機会があればまた行きたい。

 

ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート 旅行記 March 2019

 

晴れて行けました、念願のウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート。2019年の3月上旬を利用して、5泊7日の行程で行きました。

 

ディズニー・ワールドの各パークに行った旅行記については以下のようにまとめてありますので、そちらを参照してください。

 

mokkouken1.hatenablog.com

 

mokkouken1.hatenablog.com

 

mokkouken1.hatenablog.com

 

 

 

この記事では、ディズニー・ワールド(というかオーランド)へどのように行ったかということ、そして宿泊したホテル、さらに帰り方といったものをまとめたいと思います。

 

 

日本からディズニーワールドへの行き方

 

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まずは成田空港の第1ターミナルからヒューストンのジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタル空港までの便(日本にはオーランドへの直行便が存在しないため、必ず乗り継ぎ便を利用していくこととなります)。この移動で所要時間は13時間です。さらに夕方5時の出発で到着は現地の昼3時。たとえ機内でよく眠れたとしても、時差ボケ間違いなしです。

 

 

ヒューストンに到着するとさっそく入国審査でした。アメリカの入国審査は時間を要するので、審査待ちの列は必然と長くなります。今回もまぁまぁ待たされました。40分くらい待ちましたかね。今回は、ヒューストンからオーランド行きの便への乗り換え時間が2時間だけだったので、さすがに40分待ちは焦りました。

 

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しかし、審査の際に滞在場所とか旅の目的・滞在日数を聞かれるのがデフォルトの筈なのですが、私の回だけ何も聞かれませんでした。何ででしょう。でもその分時間に余裕が出来たので助かりました。荷物の受け取りから再預かりに関しても、流れ作業のごとく済ませられましたので。とはいえ、乗り継ぎ便に乗るための手荷物検査でまた待たされたので、結果的に暇すぎることも忙しすぎることもなく、ちょうどいい時間になりました。ヒューストンの免税店を物色する余裕はさすがにありませんでしたが。

 

 

そんな行程を経て夜8時にオーランド国際空港へ着きました。ヒューストンからオーランドまでは3時間くらいかかりました。この空港には、ディズニー・ワールド内のディズニー直営ホテルに宿泊する方限定で使えるディズニー・マジカル・エクスプレスというバスがあります。時刻表はないので、来たバスに随時乗って行くスタイルなのですが、24時間やってます。

 

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今回は旅行会社の方に予約もお願いしてもらったのですが、自分でも簡単に予約できそうでした。予約方法だとか、ターミナルからマジカルエクスプレス乗り場までの移動については以下のリンク先を見た方が早いと思います。

 

tdrnavi.jp

 

とはいえ見なくても、空港には看板?とかで矢印でDISNEY'S MAGICAL EXPRESSはあっちですよみたいなのが書かれてあるので、迷う心配はあまりないと思います。実際、看板に従って移動したらちゃんと着きましたので。

 

そして受付で自分の宿泊するホテルとかを伝えれば、スタッフの方に何番のバスに乗ってくださいとか(英語で)言われるので、それに従えば何も問題ありません。おまけにこのバス、直営ホテル宿泊者は無料で使えるので、マジカルエクスプレスで移動することを強くお勧めします。

 

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バス内のモニターではショートアニメだったり、ディズニーワールドに関するクイズが出題されたり、あるいはショーの舞台裏映像が流れたりするので、移動中も飽きることはありません。移動時間自体は1時間もかからなかったのですが、楽しかったです。

 

泊まったホテル(ディズニー・ポップ・センチュリー・リゾート)

 

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今回泊まったのはディズニー・ポップ・センチュリー・リゾート(Disney's Pop Century Resort)。ディズニーワールド内の直営ホテルの中では安い部類に入ります。

 

 

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泊まった部屋はこんな感じで、ディズニーらしくかわいげなデザインもされています。ちなみに左の、途切れて写ってある棚は開くともう1つのベッドとなります。

 

 

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わんわん物語』のトランプとかレディの巨大オブジェや、『ジャングル・ブック』のモーグリとバルーのオブジェが建ってたりします。結構でかいです。

 

 

 

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ホテル内にはフードコートがあって、ハンバーガーやらパスタやらを食べることが出来ます(写真はホテル内フードコートの料理の一例)(肝心なフードコートの様子は撮ってませんでした)。注文スタイルは、各々ハンバーガーコーナーとかピザコーナーみたいなのがあって、それに並んだ上で、上に掲げられてあるメニューの中から好きなのを選ぶみたいな感じです。支払いはレジコーナーに並んで一括で行います。他にも菓子パンとかあったり、アルコール類も含めた飲み物も売られています。

 

このフードコートは朝7時から夜12時まで営業しているので、パークで夕食を食べそびれた際にはここを使いましたね。利用したのは初日と2日目の夜、そして4日目の朝ですね。昼と夜ではメニューの内容が変わります。値段もお手頃なので、ポップセンチュリー宿泊の際に食事のタイミングに困った場合はここのフードコートを使うのがオススメです。普通に美味しいですし。

 

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で、上の写真のコロナビールの右横にあるコップはRapid Fillと呼ばれるもの。これを買えば、ホテルのドリンクバーで営業時間内であればいつでも注ぎ放題・飲み放題。リフィルマグとも言うんですかね。宿泊期間はとてもお世話になりました。

 

tdrnavi.jp

 

 上のリンク先ではリフィルマグのシステムとかも載っています。上述の記事は宿泊ホテルこそ違いますが、フードコートの活用方法に関してはどのホテルも共通だと思います。ちなみにマジカルエクスプレスの予約手順が載っていた記事と同じサイトの記事です。tdrnavi、海外ディズニーへ行く際の予習として結構便利です。

 

 

 

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簡易的なプールもあったりしました。5日滞在したうちの後3日は天候も恵まれた上に気温も高かったので、プールの利用者も多かったです。私も足だけ浸かりました。気持ちよかったです。

 

ホテルから各パークへの移動手段(無料バス)

 

あと宿泊ホテルから各パークへの移動手段。ディズニーワールドでは宿泊ホテルから園内の各パークへのバスが無料で運営されています。便利です。

 

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上記のようなモニターで、マジック・キングダムだとか様々な行き先へのバスが到着する時間がのってありますので要チェックです。ちなみにWDW専用アプリでも確認することは出来ますが、このアプリにはダウンロードするにはちょっとだけ手間がかかったりするので、別になくても問題ありません。あとこのバス、時刻表が存在しないので次のバスの到着予定時刻しか知ることが出来ないのですが、まぁ30〜40分間隔で定期的にバスはくるので、全く来ないなんてことはないと思います。

 

 

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バスの内部。この写真はたまたま空いている様子のを撮りましたが、朝とか夜は結構混みます。仕方ないことではありますがね。

 

 

ディズニーワールドの独特なシステム

 

ディズニーワールドに存在する最も独特なシステムは間違いなくマジックバンドですね。

 

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この赤いゴム製のリストバンド(裏面には予約時の自分のファースト・ネームがプリントされてます)。ミッキーマークにはICチップが埋め込まれていて、これがパークチケット、ファストパスチケット、ひいてはクレジットカード代わりにもなるしホテルのルーム・キーにもなるというおっかない品物です。もう、紙もブツも必要ない訳です。逆にこれ失くしたら大変なことになります。どうでもいいんですけど、マジックバンドのデザインは赤以外にもいろいろあります。

 

 

そして次に独特なシステムとしてはMy Disney Experieceの存在ですね。移動手段(無料バス)の項目で述べたWDW専用アプリでもある訳ですが、実はブラウザからでも覗けたりします。

 

disneyworld.disney.go.com

 

このMy Disney Experienceにアカウント登録し、さらに宿泊ホテルの情報をアカウントにリンクさせると、なんと60日前からアトラクションやショーのファストパスを予約できます。このシステムをFastPass+と呼んだりもします。あと、一部の人気レストランの予約もとることが出来ます。もうおっかないですね、WDW

 

で、予約したらあとはもうアトラクションなりショーに向かい、ファストパス専用入り口に設置されたICリーダーにマジックバンドをかざすだけ。これでもう大丈夫です。なんかもう技術の進歩を感じさせます。さすが実験未来都市をコンセプトに建てようとしたディズニーワールドならではです。

 

ディズニーワールドから日本への帰り方

 

チェックアウトの前日に、帰りの便に間に合うために何時ごろにマジカルエクスプレスに乗ればいいのかというのが書かれたメモ用紙が宿泊部屋のドアに置かれます。本来はノック部分にかけられるらしいのですが、今回は文字どおりドアのそばに置かれてましたね。強風でなかったのが幸いです。

 

掲示された時刻は午前3時半。最終日はアニマルキングダムへ行っていたため、最後は仮眠程度の睡眠時間でした。まぁ仕方ないことです。朝7時にオーランド発ヒューストン行きの便を取っていたので。海外に行くのであればこのくらい乗り越えられるレベルのタフさが求められます。

 

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 帰りももちろんマジカルエクプレス。これでオーランド国際空港へ移動し、そこからヒューストンのジョージ・ブッシュ・なんたら空港に行き、2時間の待機時間を経てさらに13時間の移動時間を要し、無事に日本に着くことが出来ました。

 

 

 

まとめ・感想

 

知人からは常々、「海外ディズニーに行きたいならまずはディズニーワールドから行け」と言われてたんです。その理由が確か、「アメリカならではの規模のデカさをすごく痛感するから。」だった筈です。しかし、結果として海外ディズニーデビューしたのが上海ディズニーランドで、去年8月上旬のディズニーランド・リゾートを経て、WDWは三度目の海外ディズニーとなりました。

 

正直、規模のデカさに関しては上海ディズニーランドで痛感してしまったし(確か単体のパークで見れば上海のが最大規模)、アメリカならではの豪快な姿勢はカリフォルニアのディズニーランド・リゾートで体験済みでした。ただまぁ、ああいうのマジで飽きませんね。向こうはアメリカ人の大きめな身体を基準にライド設計されてるので、基本的に私のようなヒョロガリ人間では安全バーが緩々になってしまうんです。だから、いつ乗っても、いろんな意味で飽きることは決してない(笑)

 

なによりもリゾート全体の面積はダントツでおっかないですね。リゾート内のホテルだというのに、パークまでかかる時間は移動バスで10分〜20分。移動時間20分とか、東京で例えるなら、渋谷駅から東京駅までの移動時間(電車)と一緒です。これが普通の街であれば驚きはないんですけど、テーマパーク内の移動での話ですよ。半端ないですって。テーマパーク内の一部分へ移動するのに渋谷駅から東京駅まで移動するくらい時間がかかるのって。

 

そういった面では確かにWDWは規模感はすごかったですね。他にもハッピリー・エバー・アフターや向こうのファンタズミック!も本当に凄かったですし。

 

あと何よりすごく快適なのが印象に残りました。例のマジック・リングやファストパスの事前予約制もそうですし、実は英語話せなくてもそこまで問題ないです。なんやかんや、ニュアンスでどうにかなりました。というかどうにかさせました。なので下手をすれば、英語である点を除けば、東京ディズニーリゾートよりも遥かに快適であると言えるかもしれません。

 

...これはあくまでもシステムの面においてすごく快適であって、現地はすんごい混雑してました(笑)パレード終わりに人がごった返しちゃって前に全く進めなくなっちゃう事態も起きましたし。食事処のテーブルが全部埋まってたから石段の上で食事せざるを得なかった時もありました。この辺は意外と東京とは変わりないです。以前、「海外ディズニーは日本のよりも空いてて快適」なんて噂を聞いたことがあるのですが、これ垂れ流した奴誰なんですかね。そいつ絶対エアプ勢ですね。海外のディズニーでも普通にめちゃ混みします。

 

 

でも海外ディズニーに存在する、日本のディズニーパークとは違う点は改めて興味深く感じますし、そして何より、海外ディズニーを体験した上で改めてTDRに行くと、そこならではの面白さだとか、TDRにしかない特別な点があったりします。それも踏まえて楽しむのが、少なくとも私なりの海外ディズニーの楽しみ方です。

 

ともあれ、海外ディズニーに興味のある人ならWDWは間違いなく、行って損はしないし、確実に楽しめる場所ですので、興味と時間と、あとお金に余裕のある方はぜひ行ってみてください。

 

では。

2月12日

黙考する『叫』です。

2019年が始まり50日以上経過したこのタイミングで、今年一発目の活動報告を更新します。


先月は活動報告を一度も更新していなかったので報告できていなかったのですが、2019年1月1日というめでたい日に2019年最初の詩集をスタートさせました。で、今月1日に完結しました。1ヶ月ほどでフルボリュームの詩集を完結させたのは初めてのことでした。実力がついたのか、あるいは要領が良くなったのか、そのどちらかだと思います。ちなみに詩集の題名は「『黙』ー1グランプリ 2019」でした。2018年のM-1グランプリの余韻を未だに引きずっていたのでしょう。どうでもいいですけど、2018年〜2019年の年越しの瞬間はとても体調が悪かったです。色々と台無しでしたね。


さて、今月に入ってからは早速、次の詩集をスタートさせています。今回は「光を宿した情熱が誓いを果たすまでの『標』」という題名です。


そうです。題名をつけた当時から今もまだ『キングダム ハーツ3』の余韻を引きずっています。


キングダム ハーツ3』はキングダム ハーツシリーズにおける「ダークシーカー編」の完結編と銘打たれていまして、先月末に発売されました。昨年から既に予約していた私は発売当日には自宅に届いていたので、早速プレイしていました。

一方で、現実でのやるべき諸々が佳境に突入していた時期も関係していたので、一気に集中してプレイする日もあったり、逆に全く手をつけずに現実の諸々を対処するだけの日もありました。それでもどうにかシナリオクリアしました。総プレイ時間は26時間弱でした。要は徹夜して1日かけるくらいの時間でクリアできた訳ですね。今作はミニゲームがとても充実しているのですが、それに目を瞑ってしまえば、サクサクと進めることが出来ました。あと、本編中のボス戦で一度もゲームオーバーにならなかったのも大きかったです。ただイベント戦で二回ゲームオーバーになったのは悔しいですね。それ以外は特に手こずる場面はなかったです。(危うかった場面は数知れず。)

で、シナリオクリア後の喪失っぷり。私はこのゲームを、下手すれば10年以上前から楽しみにしていたんです。10年以上待ち続けたものを手に取れた喜びに浸かったのはプレイ中だけで、クリアした後に訪れたのは「俺のお楽しみ―― 終わっちゃった」という感情でした。10年以上待ち続けたものを26時間でクリアしてしまったことも原因なのでしょうか。なんか寂しかったです。


ただ、見ましたか?エピローグとシークレットムービー!あと、エンディング!

※ここから先は存分にネタバレします。



あれを見てしまうと、「あぁまだまだ続くんだな。」と思ってしまいました。これまでナンバリング作品(KH1とKH2)は、旅はまだ続くことを匂わせつつ、ここで完結してしまっても問題ないだろうなという終わり方をしてきました。しかし、今回は「これで完結しちゃあ、ちょっとねぇ。」と思わざるを得ない終わり方でした。KH3はあくまでもダークシーカー編の完結作であって、『キングダム ハーツシリーズ』全体からすれば残りの作品展開(KH4とか、その間に作られるであろう作品)における"繋ぎ"にしか過ぎない、という印象が大きかったです。ダークシーカー編も、結局は裏に潜んでいた大きな存在の手中で転がされてたに過ぎなかったんだなと。


まぁ、まだまだ終わらないのは嬉しいことですが、KH2からKH3までの間に10年以上もブランクが存在していたことを知っている身からすれば、「KH4も10年以上待たされるのかな....」と思わざるを得ませんね。ただ、キングダム ハーツシリーズのゲーム自体は割とコンスタントに作品は出てるんですけどね。リメイク版とかを含めたらの話ですけど。せめて私が生きている間には、少なくとも「ソラの関わる物語」は完結してほしいですね。そうでなきゃいつまでも死ねないですからね。頼みますよスクウェア・エニックスさん。


他にも色々書きたいことはありますが、今日はこれきりにしたいと思います。現実世界でやるべきこと、まだまだ残っているので。

そして前回よりはあまり更新頻度は多くないかもしれませんが、今回の詩集もチェックの程、よろしくお願いします。


ではまた気が向いた時に。

 

 

※この記事は「小説家になろう」に掲載した活動報告と同内容のものです。(掲載元:

https://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/786506/blogkey/2241938/

【TDR】東京ディズニーリゾートの2019年度スケジュールが発表されたのでチェックする

 

黙考する『叫』です。

 

先日9月27日、東京ディズニーリゾートの公式ブログにて2019年度のTDR/TDSのスケジュールが発表されました。

 

www.tokyodisneyresort.jp

 

新しく発表されたスケジュールでは、イースターハロウィーン、クリスマスといった季節限定イベントの大まかな内容だけでなく、新規アトラクション(またはイベント)の導入時期も記されています。

 

今回はその発表されたスケジュールの中から、私の気になったトピックを主にチェックしていきます。

 

目次

 

(1)新規アトラクション『ソアリン:ファンタスティック・フライト』の導入(TDS

 

 

2016年時点で、東京ディズニーシーのメディテレーニアン・ハーバーエリアにおいてアトラクション「ソアリン」が導入されることは発表されておりました。ここ数年では導入予定のエリアに堂々と建設途中の雰囲気が漂っており、TDSに訪れた方はその様子に対して様々な印象が残ったかと思われます。

 

そんなTDSのソアリンが、ついに2019年夏から、『ソアリン:ファンタスティック・フライト』としてオープンすることが発表されました。

 

海外パークの「ソアリン」とTDSの「ソアリン」の違い

 

元々「ソアリン」は海外のディズニー・パークにも存在するアトラクションです。2018年9月現在では、ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー(DCA)、エプコット(WDW)、そして上海ディズニーランドに導入されています。

 

来年夏からソアリンは4つのディズニーパークで運営されることとなります。しかし、それぞれのソアリンには違いがあります。

 

まず、DCAとエプコットにあるソアリンは、『ソアリン・アラウンド・ザ・ワールド(Soarin' Around the World)』という名称が付けられています。ただし、アトラクションの外装はどちらも異なっており、DCA版ソアリンはガレージ風の舗装がされているのに対し、エプコット版は近未来の雰囲気を醸し出しています。

 

世界で最初に作られたソアリンはDCAにあります*1。当時は『ソアリン・オーバー・カリフォルニア』という名称で、カリフォルニア州の様々な風景を駆け巡るというコンセプトのアトラクションでした。この内容は後に運営開始されたエプコット版のソアリンについても同様でした*2。しかし、上海ディズニーランドのオープン日であり、後述の上海版ソアリンのオープン日でもある2016年6月16日をもって現在の名称に変更されました。

 

一方、上海ディズニーランドにあるソアリンは『ソアリン・オーバー・ザ・ホライズン(Soaring Over the Horizon)』という名称が付けられています。こちらの入り口は洞窟をイメージした舗装がされています。

 

このアトラクションは先述のソアリンとは構造自体は一緒ですが、そのコンセプトや世界観は丸々異なっております。

 

DCAやエプコットと違い、こちらは世界各国の景色を翔け巡るというコンセプトとなっています。また、最後の場面では上海の摩天楼が映し出されたり等、現地色の強い内容となっています。

 

このソアリンの開業がキッカケで、先述のDCA、エプコットに存在するソアリンの名称は変更されました。また、アトラクションの内容に関しても翔けめぐるエリアがカリフォルニア州のみという制約は失くなっており、全体的に上海版に似たものとなりました。

 

その他の詳細は、wikipedia先生の記事を見ると載ってありますので、そちらを参考にした方がいいです。これまで述べた相違点も載っていますので。

 

ソアリン - Wikipedia

 

さて、ここでTDS版のソアリンはどのような違いが存在するのでしょうか。まず名称の時点で他のソアリンとは異なりますが、ここに冒頭の公式ブログからTDS版に関する文章の一部を引用いたします。

 

メディテレーニアンハーバーを見下ろす丘に建つ歴史を感じさせる建造物を訪れたゲストは、ライドに乗って風や匂いを感じながら、世界中の名所や大自然をめぐる雄大な空の旅を楽しむことができます。東京ディズニーシーのオリジナルシーンが加わった最新の映像にもご期待ください。

 

出典:

東京ディズニーランド/東京ディズニーシー2019年度のスケジュール | 【公式】東京ディズニーリゾート・ブログ

 

 

「世界中の名所や大自然をめぐる」という点では、やはり上海版ソアリンに近い内容となることが考えられます。一方でオリジナルシーンへの言及もあり、TDS版ソアリン独自の要素もあることが予想されます。外装についても他のソアリンとは異なり、歴史のある建造物というイメージになっているかと思われます。

 

ちなみにTDS版ソアリンの英語表記も「Soaring」となっています。米国のソアリンはSoarin'と略されているのに対して、アジア圏のソアリンは略さずに表記されている違いには何か意図があるのでしょうか。

 

実際にどのようなソアリンとなるか、2019年夏が待ち遠しいです。

 

 

(2)来年4月26日をもって『Celebrate! Tokyo Disneyland』が終了(TDR

 

 

2018年7月9日から東京ディズニーランドの新たな夜のエンターテイメントとして『Celebrate! Tokyo Disneyland』がスタートしました。夜のシンデレラ城をプロジェクション・マッピングといった技術で彩り、35周年を迎えたTDLをテーマに華やかな世界を繰り広げるという内容です。

 

 

 

 

そんな『Celebrate!~』が2019年4月26日を以って終了することとなりました。

 

これに関してはショーの存在がアニバーサリーの意味合いも含まれていることでしょうから、はじめから期間限定のプログラムだったのかもしれません。

 

しかし、ショーの映像や演出はとても迫力があり、TDLが好きな人こそ感嘆してしまうシーンもありました。この素晴らしいショーが1年未満で終わってしまうのは何とも勿体無い気持ちになります。

 

されどもTDRは次の手札をきっと用意しているのかもしれません。今回発表された内容においては、新たな夜のショーに関する記述はありませんでしたが、2020年度以降に新たなショーが始まることに期待しています。

 

 

(3)TDSのディズニー・ハロウィーンのテーマが一新される

 

2018年9月、東京ディズニーシーは『ザ・ヴィランズ・ワールド』の人気で賑わっているかと思います。実は最近こっそり行ったのですが、ショーではたくさんのゲストが鑑賞しておりました。

 

今回の発表では、2019年からTDSハロウィーンのテーマが一新されることも明らかとなりました。どのようなテーマとなるかは不明ですが、少なくとも『ザ・ヴィランズ・ワールド』は2018年をもって終了であることは事実となります。

 

2015年からディズニー映画の悪役達(ヴィランズ)に焦点を当てた『ザ・ヴィランズ・ワールド』ですが、3年連続で同コンセプトのショーが開催されるのはTDRハロウィーン・イベントとしては異例ではないでしょうか。

 

また、過去にもヴィランズをテーマとしたハロウィーン・イベントはTDLでも開催されてきましたが、同じテーマで3年も続けてこられたものは他にないと思います。

 

ヴィランズのみならず、その手下にも人気が集まった同イベントですが、2018年をもって一旦このテーマが終了してしまうのは寂しいですね。果たして、2019年のディズニーシーではどんなハロウィーン・イベントとなるのでしょう。

 

 

(4)来年12月をもって『ワンマンズ・ドリームⅡ -ザ・マジック・リブズ・オン-』が終了(TDL

 

 

これもまた大きな動きだと思います。

 

東京ディズニーランドトゥモローランドにあるショーベースでは、2004年7月3日から『ワンマンズ・ドリームⅡ -ザ・マジック・リブズ・オン-』が現在に到るまで上演され続けております。

 

このショーは元々1988年から1995年まで同会場*3で行われていたショー『ワンマンズ・ドリーム』をアレンジしたものであり、コンセプトに変わりはないものの、1990年後半に公開されたディズニー映画のキャラクター達が登場するようになったことが特徴です。また、ショーベースで上演されているショーとしては歴代最長の公演期間をもっていることも知られています。

 

そんな「ワンマンズ・ドリームⅡ」が2019年12月13日をもって終了することが発表されました。

 

同時に、2020年1月10日から3月19日までの期間限定で、ショーベースにおいて新しいエンターテイメント・プログラムが行われることも発表となりました。

 

このニュースはTDLによく行く人からすれば、寂しい気分になるのではないでしょうか。14年近く行われ続けていたショーが終わってしまう訳ですから、少なくとも私はちょっとだけ名残惜しいと思っています。このショーのファンである方々からしてみれば、その寂しさはより尋常ではないものなのかもしれません。

 

ちなみに2020年1月上旬から3月中旬までの期間限定のエンターテイメントがどんな内容になるのか、その詳細はまだ明らかになっていません。私は期間限定というところが気になっています。もしかしたら、期間が終わった後にまた新たなショーが待ち受けているのかもしれません。

 

何でしょう....完全新規なものか、それとも過去のショーの再アレンジか。『フィール・ザ・マジックⅡ』とか『ワンス・アポン・ア・マウスⅡ』とかだったら色々と面白いです。気になりますね。

 

その他のまとめ

 

特に気になるトピックを大見出し式でチェックしてきましたが、ここからは少し気になるトピックをまとめてチェックします。

 

東京ディズニーシーでは6月から8月末までダッフィー&フレンズをテーマとした新イベントが行われることも発表となりました。他にも2020年1月から3月までの期間でも同じテーマのイベントが行われるそうです。

 

また、東京ディズニーランドの真夏のイベントが『ドナルドのホット・ジャングル・サマー』と題し、ドナルドを中心とした内容に一新されます。ドナルドが出てくる放水ショーは2002年の『ドナルドのスーパー・スプラッシュ』を思い出しますね*4。そして夜には6年ぶりにシンデレラ城前でショーが行われることも発表されました。

 

一方でTDSの真夏のイベントは引き続き『パイレーツ・オブ・カリビアン』のイベントであることもわかります。ということは、ダッフィー&フレンズのイベントと同時進行で行われるのでしょうか。海賊とダッフィーという相反する要素ではありますが、どう調和させてくるかが見所です。

 

そして前々から発表されていましたが、TDSのハンガー・ステージにて新しいショーが2019年夏から開催されます。この辺りについては別途で記事にしようかと考えていることから、ここでは深く言及しません。

 

イースター・イベントについてはTDLでは同コンセプトのままのようですが、TDSでは新たなコンセプトとしてスタートするようです。七夕イベントは例年通りのようですね。ピクサーのイベントも行われるようです。

 

そして今回はTDSハロウィーンにのみピックアップしましたが、TDLハロウィーン・イベントのテーマも一新されることが明らかになっています。今回のTDLハロウィーンのテーマも人気がありそうなのですが、そこまででもなかったのでしょうか。

 

クリスマスイベントとお正月イベントについては、そもそも私はその時期にあまり行かないので、スルーさせていただきました。

 

他にも様々なトピックがありますので、詳しくは冒頭のリンク先からスケジュール情報をご確認ください。 

 

さいごに

 

今回のスケジュール発表においても大規模な変更が明らかとなった東京ディズニーリゾートですが、これは2024年度までの壮大な計画の一部にしか過ぎません。

 

2020年度の春からは、ファンタジーランドが拡張されると同時に、ディズニー映画『美女と野獣』をテーマにしたエリアがオープンされる予定となっています。また、同エリアに屋内シアターが新設されることにもなっています。

 

www.tokyodisneyresort.jp

 

そして2022年度までに東京ディズニーシーに新たなテーマポートが出来ることも予定されています。新ポートでは『塔の上のラプンツェル』、『ピーター・パン』、『アナと雪の女王』をテーマとしたエリアで構成されていることも明らかとなっています。詳細を知りたいのであればネットニュースで読んだ方が早いかもしれません。

 

natalie.mu

 

2019年度に限らず、2020年度、2021年度と延々に大きな変化が待っていると思われます。何なら想像できないようなニュースが飛び込んでくるかもしれません。しかしそれも「ディズニーランドは永遠に完成しない。」という発言を残したウォルト・ディズニーの思想によるものです。

 

完成しない故のこれからの変化も楽しんでいきたいですね。

 

 

 

*1:運営開始日は2001年2月8日です。この日はディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーグランド・オープン日でもあります。

*2:ただし、外装はDCAとは大きく異なる雰囲気になっています。また、エプコットでは2005年5月5日に運営が開始されました。

*3:当時のショーベースは「ショーベース2000」という会場名でした。

*4:ちなみに『ドナルドのスーパー・スプラッシュ』はTDLで初めて開催された放水ショーでもあります。

世界各国のディズニー・リゾートにおける最速のアトラクションのまとめ【2018年版】

 

黙考する『叫』です。

 

今年の8月にアナハイムディズニーランド・リゾートへ行き、1ヶ月経った今もまだ余韻が醒めていない状態にあります。家に居ても、YouTubeで海外のディズニーリゾートにあるアトラクションのライド中動画をひたすら探しては視聴している時間を過ごしています。

 

いずれも興味のある動画ばかりなのですが、その中の1つに、フロリダ州オーランドにありますウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートのパーク「エプコット」にあるアトラクション:テスト・トラックというアトラクションの体験動画を見ました。

 

 

どことなく近未来的な雰囲気は、上海ディズニーランドのアトラクション:トロン・ライトサイクル・パワーランを彷彿とさせます*1

 

このテスト・トラックについて調べたところ、ライド中の最高速度が105km/hだそうです。これは勿論、ウォルト・ディズニー・ワールド内にあるアトラクションの中で最も速いアトラクションであるだけでなく、世界中のディズニー全体のアトラクションの中でも最速のアトラクションとなっています。

 

しかし動画からは、あまり速度感を感じることは出来ませんでした。こればかりは体験してみないとわからないことです。かといって日本の関東在住である私には気軽に行けるような場所ではありません。

 

 

なので、行きたい欲望を晴らすべく、世界各地にあるディズニー・リゾートの中で、そのリゾート内では最も高い速度を誇るアトラクションをまとめることに致しました。

 

 

 

 

当記事を編集するにあたり、情報源は外部のサイト(特にgooglewikipediaを参考にまとめました。最高速度も、他サイトに掲載されていた記録を参考に表記しております。どうやって計測・算出したのかは疑問に残りますが・・・。誤っている場合はコメント等でご指摘くださると幸いです。

 

掲載画像につきまして、一部を除いた上で、外部サイト(オフィシャルサイト、wikipedia等)から転載しています。また、記事中に掲載されたYouTube動画は全て第三者によって撮影されたものです。

 

次のセクションから各パークにおける最速アトラクションをまとめる訳ですが、今回は「パーク内で最高速度がもっとも高い=パーク内最速」とさせていただきます。この最速の定義を変更した場合、今回の記事で紹介したアトラクションがパーク内最速では無い可能性もあるので、ご注意ください。

 

また、これらの記録は2018年9月時点に確認したものとなります。

 

ディズニーランド・リゾートアナハイム)の最速アトラクション

 

 

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カリフォルニア州アナハイムにあるディズニーランド・リゾート。冒頭でもお伝えしましたが、今年の夏に実際に現地へ行くことが出来ました。

 

そんなディズニーランド・リゾートの中で、リゾート内の全アトラクションを総合した上で最も速いアトラクションは、ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーにある「インクレディコースター」(旧名:カリフォルニア・スクリーミン)です。その最高速度は約89km/hだそうです。(90km/hの説もあります。)

 

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世界中のディズニー・パークを思い当たっても、しっかり本格的なジェットコースターをしているのはこのアトラクションだけですが、残念なことに3桁までは到達しなかったようです。しかし、実際に乗ってきた感想として、天候が青空だったこともあり、開放的なスリルを堪能できてとても気持ち良かったです。

 

 

 上の動画は日没後に撮影されたライド動画ですが、こちらも雰囲気があって気持ち良さそうですね。

 

ちなみにディズニーランド(アナハイム)で最高速度を出すアトラクションはクリッターカントリーのアトラクション、スプラッシュ・マウンテンだそうです。その最高速度は約64km/hです(恐らく落下時の速度を記録したものと思われます)。東京版でも「スプラッシュ・マウンテンは最高速度でいえばトップである。」という情報はありますが、アナハイムのディズニーランドも同様で、この速度を上回るアトラクションは存在しないようです。

 

 

ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートの最速アトラクション

 

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次はフロリダ州オーランドにありますウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート(=WDW)。このリゾート内で最高速度を誇るアトラクションは、記事冒頭にありました通り、エプコットにあるアトラクション「テスト・トラック」です。

 

 

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冒頭に掲載した動画からもわかるように、テスト・トラックではライドに乗る前に、色や車の形、さらには性能を細かく選択出来るようです。カスタマイズも楽しめてしまうこのアトラクション。いつかは体験したいです。

 

 

WDW内で最も速いアトラクションはエプコットのテスト・トラックではありますが、一方でWDWにはエプコット以外にも様々なパークが存在します。その内、マジック・キングダムディズニー・ハリウッド・スタジオ、そしてディズニー・アニマル・キングダムにおける最速のアトラクションは以下となります。

 

 

マジック・キングダム(つまりWDW版ディズニーランド)も、やはりスプラッシュ・マウンテンが最速のアトラクションとなりました。最高速度もアナハイムと同様、約64km/hです。WDWスプラッシュ・マウンテンはフロンティア・ランドに配置されています。

 

ただし、マジック・キングダムのアトラクション以外の乗り物も含めた場合の最速は、移動手段の1つであり、リゾート内を走る(且つマジック・キングダムも通る)ウォルト・ディズニー・ワールド・モノレール・システムとなり、最高速度は90km/hとなります*3。ただし、これはあくまでも移動手段でありアトラクションではないので対象外とさせていただきました。

 

では、WDW内の他のパークの最速アトラクションについても見てみましょう。

 

 

 

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ディズニー・ハリウッド・スタジオでは、ディズニーのアトラクションの中でも極めてハードであると言われるロックンローラー・コースターが最速のアトラクションとなりました。その最高速度は約92km/hとなっています。ライドが本格的に始まると同時に最高速度に達し、道中には360°回転を挟みます。また、同アトラクションではライド中に豪快なBGMがかかり、ライド中の音楽はアメリカのロックバンド:エアロスミスが手掛けられました。

 

 

エアロスミスが担当した映画『アルマゲドン』の主題歌はバラエティ番組でもよく使われているため、映画を見ていなくても曲だけ聴いたことがあるという場合もあると思います。最近は専ら、激辛の食べ物を食べるコーナーでラストスパートに入る際にこの曲が使われているせいで、この曲を聴くと辛い思いしながら汗がダクダク流れている芸人さんが思い浮かぶようになりました。

 

話は逸れましたが、そんなエアロスミスとコラボしたロックンローラー・コースターがディズニー・ハリウッド・スタジオにおける最速のアトラクションとなりました。また、上海ディズニーランドが誕生する前までは、このライドがディズニー最速のローラーコースターでした。

 

 

 

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一方で、ディズニー・アニマル・キングダムで最も速いアトラクションであるエクスペディション・エベレストは、その名の通りエベレストをモチーフとした山の中を疾走し、途中でレールを逆走する場面もあるローラーコースター・タイプのアトラクションです。その最高速度は約80km/hです。世界観の作り込みもさることながら、スリルにおいても劣ることはない、実に素晴らしいアトラクションだと思います。これにもいつしか乗ってみたいですね。

 

 

東京ディズニー・リゾートの最速アトラクション

 

 

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お次は千葉県浦安市にあります東京ディズニー・リゾート(=TDR)です。TDRに関しては検索に特に困らずに済むことが出来ました。既に誰かしらがブログや動画等で題材にしているテーマであることも理由の1つです。

 

 

 

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TDRの中で最も速いアトラクションは、東京ディズニーシーのミステリアスアイランドにあるセンター・オブ・ジ・アースです。その最高速度は75km/hです。

 

また、東京ディズニーランドで最高速度を出すアトラクションは、これも同じくクリッターカントリースプラッシュ・マウンテンです。その記録はアナハイム版、フロリダ版同様に約60km/hとなります。

 

アナハイム版、フロリダ版、東京版ともに「ディズニーランドで最も高い速度を出すのはスプラッシュ・マウンテン」という共通項が存在するのは面白いですね。また、スプラッシュ・マウンテンはその3パークにだけ存在している点も印象的です。ここからつまり「世界中にあるどのスプラッシュ・マウンテンも、そのパーク内で最も高い速度を出す」ということも導けます。

 

ただし冒頭で述べました通り、あくまでも「最も速い=最高速度が一番高い」という条件での議論ですから、平均速度の面ではどのアトラクションが最も速くなるのかはまだわかりません。

 

 

ディズニーランド・パリの最速アトラクション

 

 

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お次はフランスのセーヌ=エ=マヌル県にあるディズニーランド・パリ(=DLP)です。

 

余談ですが、DLPは決してパリにあるディズニーランド自体の呼称ではなく、ディズニーランドも含めた様々な施設で構成されたエリア一体についてDLPと呼びます。要するにディズニー・リゾートの意味となります。ややこしいです。

 

 

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DLPのうちで最も速いアトラクションは、ウォルト・ディズニー・スタジオ・パークにある「ロックンローラー・コースター」です。最高速度はフロリダ版と同じく約92km/hです。

 

また、パリ版「ロックンローラー・コースター」については、マーベル映画『アイアンマン』をテーマとしたアトラクションとしてリニューアルされる予定にあります。このことは2018年2月12日のD23 Expo Japanで発表されました。

 

www.excite.co.jp

 

ただし、リニューアルに伴うクローズ日がいつなのかは明確となっていません。

 

一方、ディズニーランド・パーク(パリにあるディズニーランドの正式名称)で最も速いアトラクションは、ディスカバリーランドにある「スターウォーズハイパースペース・マウンテン」(旧名:「スペース・マウンテン:ミッションⅡ」)となります。その最高速度は約70km/hです。なおこの記録から、同ライドが世界中にあるスペース・マウンテンの中で最速となります。

 

 

香港ディズニーランド・リゾートの最速アトラクション

 

 

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お次は香港のランタオ島にある香港ディズニーランド・リゾート。世界最小のディズニー・リゾートとも言われています。リゾート内には2つのパークがあるものの、もう1つのパークはどちらかといえば公園としての役割を果たしています。そのため、アトラクションもあり、パレードも行われたりするパークは香港ディズニーランドだけとなります。

 

 

これには最もリサーチに時間がかかりました。アナハイムやフロリダ、東京ではあんなに速いアトラクションについてネット上で語られているのにかかわらず、香港のアトラクションについて語っているサイトは少なかったためです。

 

 

香港ディズニーランドにおける最速のアトラクションについて実は断言は出来ません。お伝えしたように、情報が少ない故によります。しかし、他パークにあるアトラクションと何の変更も加えられていない場合は恐らくトイ・ストーリーランドのアトラクション「RCレーサー」が最速だと思われます。

 

 

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このアトラクションはディズニーランド・パリにも存在します。パリ版の最高速度は80km/hです。もしこの仕様が香港版にも適用されていた場合、この他に速いアトラクションの情報は見当たらないため、香港版のRCレーサーが最速のアトラクションとなります*4。ただし、実際の最高速度は明らかになっていないため、暫定的な憶測とさせていただきます。

 

 

 

ライド動画も存在します。「トイ・ストーリー」のエリアにあるアトラクションにもかかわらず、中々にハードな動きをしております。しかし、撮影者の方はとても楽しんでおります。

 

上海ディズニーランド・リゾートの最速アトラクション

 

 

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最後は上海市浦東新区にある上海ディズニー・リゾート。このリゾートには上海ディズニーランド以外のパークは存在せず、2つのホテルと商業施設:ディズニータウンによって構成されています。

 

 

 

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上海ディズニーランドの最速のアトラクションは、トゥモローランドにある「トロン・ライトサイクル・パワーラン」です。最高速度は97km/hです。(これはディズニーで最も速いテスト・トラックに次ぐ記録です。)

 

 

また、世界各国のディズニーパークにあるローラーコースタータイプのアトラクションの中では最速となります。一方で、これまで紹介してきたコースタータイプのアトラクションと異なる点は、二輪車に跨るような姿勢でライドに乗ることです。このライドのコンセプトとして、映画『トロン:レガシー』に登場する乗り物:ライトサイクルを催したライドに乗り、ライトサイクル・バトルを体験するものとなっています。そのためライドがオートバイに近い形をしています。

 

 

2017年5月上旬に実際に上海ディズニーランドへ行き、このアトラクションを体験してきました。ディズニーのアトラクションの中では極めて珍しい乗り方で体験するローラーコースターではありますが、他パークにはない爽快感を味わうことが出来ました。「ジェットコースターに乗った。」という感覚ではありませんでした。そもそも乗っている姿勢が普通のコースターとは違いますからね。私は大型二輪車の免許は持っていないのですが、オートバイで全力疾走・急カーブをしたらこんな感覚になるのでしょうか。

 

 

 

 

YouTubeにもライド動画が上がっております。にしても、撮影者の方はよく落としませんでしたね。姿勢からして撮影しづらいと思われます。私だったら落とさないかヒヤヒヤすると思います。

 

まとめ・一覧

 

長くなりましたので、各ディズニー・パークの中で最高速度の高いアトラクションを表にしてまとめました。

 

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画像の表において色付きのセルで表されているアトラクションは、そのリゾート内でも最速アトラクションであるということを示しております。

 

各パークにおける最速アトラクションで最高速度が最も低いのは、ディズニーランドマジック・キングダム東京ディズニーランドスプラッシュ・マウンテンであり、いずれも約60km/h代であることがわかります。(マジック・キングダム版のみテーマランドはフロンティア・ランドに属し、他はクリッター・カントリーに属しています。)

 

一方で各リゾートにおける最速アトラクションの中で最も遅いのは東京ディズニーリゾート75km/h(センター・オブ・ジ・アース、東京ディズニーシー)であることがわかります。これより低い速度であるものは、上記に述べたスプラッシュ・マウンテン(3パーク共通)と、スターウォーズハイパースペース・マウンテン(ディズニーランド・パーク)のみとなります。

 

また、各パークにおける最速アトラクションのうち、ディズニー映画(ピクサー映画や実写映画、その他ディズニー社の管理するシリーズも含む)をモチーフにしたアトラクションは7機あり、 全体の半数以上を占めています*5

 

ここまで独自でまとめてきましたが、パリ版ロックンローラー・コースターのリニューアルが決定されたように、今後もまた情報が変わることが考えられます。そのため、当記事はあくまでも2018年時点での最速アトラクションをまとめたものであることを了承していただければと思います。

 

参考リンク

 

この記事を執筆するにあたり、Wikipedia以外にも参考とした外部サイトの一部を紹介します。参考サイトの多くが、英語表記であります。

 

duchessofdisneyland.com

 

上記のリンク先の記事ではアナハイムのディズニー・リゾートにおける速いアトラクションがまとめられています。

 

knowdw.com

 

上記のリンク先では、ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートにおける速いアトラクションを順位付けとともにまとめられています。

 

tdlfun.com

 

上記のリンク先では、東京ディズニーリゾートにおける速いアトラクションが順位付けと共にまとめられています。(上記のサイトではスプラッシュ・マウンテンの最高速度が62km/hとなっております。はたしてこれは・・・)

 

www.themeparktourist.com

 

上記のリンク先では、ディズニーランド・パリにおける「スリルのあるアトラクション」が順位付けと共にまとめられています。速度に関する言及はロックンローラー・コースターだけに留まっておりますが、憶測ながら、このランキングが最高速度の順番も示しているような気もします。

 

www.thetoptens.com

 

上記のリンク先も、ディズニーランド・パリのアトラクションをまとめた内容ではありますが、パリ版スペース・マウンテンの速度に関する記述があります。

 

香港ディズニーランドに関しては参考サイトはなかったのですが、Google検索において粘っていたらこんな表示がなされておりました。

 

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この記録、何を参考に表示されているのでしょうか。

 

他にも「このようなサイトもある。」といった場合は、コメント等で教えてくださると助かります。

 

 

*1:ただし、フロリダのテスト・トラックの方が先にオープンしております。

*2:マジック・キングダムを通る全ての乗り物とした場合、ウォルト・ディズニー・ワールド・モノレール・システムが最速となる。

*3:また、平均速度も64km/hであるため、マジック・キングダムにある殆どのアトラクションの最高速度を超えていることになります

*4:最高速度が公表されている中で最速であるアトラクションは香港版のスペースマウンテン(最高速度56km/h)と、グリズリー・ガルチのビッグ・グリズリー・マウンテン・ランナウェイ・マイン・カー(最高速度56km/h)となります。同一首位です。

*5:ただし、DCAのインクレディブルコースターは2018年夏のリニューアル前までは別コンセプトのアトラクションとして運営されており、ディズニー映画をモチーフとしたアトラクションではありませんでした。同様に、DLPスターウォーズハイパースペース・マウンテンも2017年のリニューアル前まではコンセプトが異なり、ディズニー映画をテーマとしていませんでした